長期金利が1.4%を超えて上昇中。日銀の追加利上げを織り込んでいるといわれますが、最近にない急上昇です。
「(経済・物価の)見通しが実現していけば、一段のギアシフトを進める局面」(日銀の高田審議委員)。日銀の追加利上げ観測が強まる一方、FRBの追加利下げ先送り観測も強く、ドル円は小動きに。
「長期金利上昇1.435%、15年ぶり高水準 日銀追加利上げ意識」:日経電子版 https://t.co/xUJXWvf7BY— 小栗太@日経 (@ogurifutoshi) February 19, 2025
長期金利の上昇とは国債価格の下落。もう暴落に近い。
株価には悪影響です。
日本の長期金利は1.4%を超えました。このまま上昇し続けると米株バブル崩壊のトリガーを日本が引くことになりそう。 pic.twitter.com/GkXlw390xZ
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) February 17, 2025
長期金利は2%を視野に入れはじめており、世界的なインフレを考えればこれは必然的な流れです。しかし、通過点となり、さらに上昇する可能性もあります。その場合、日本株は大きく下落する事でしょう。
今、 日本は円安是正か高金利による歴史的な不景気かの二者択一の局面を迎えています。 pic.twitter.com/e39iaYxPD0
— 理科 (@rika_investor) February 19, 2025
為替は円高ですが、それほど勢いはない。でたらめな財政で通貨の信認がゆらぐと円安に転じる。それがトラスショックです。
こういうときすぐ「日銀が債務超過」と騒ぐ人がいます。それは大した問題ではないが、このまま暴落が続くと金融システム危機のおそれがあります。
日銀当座預金の付利(政策金利)1.5%が2年続くと、日銀は債務超過になる。
これは算術的に正しいが、日銀も政府もデフォルトにはならない。流言蜚語を流すのはやめるべきだ。 https://t.co/pN4Pja06HN— 池田信夫 (@ikedanob) February 19, 2025
インフレのとき大型減税をやる日本は、トラスショックの後を追っているようです。
国債の金利上昇は日銀の正常化とインフレ定着が要因とされるが、10年債1.45%と急騰する一方、為替は大きな円高になっていない。これはトラスショックに似た財政リスクを示唆する可能性もある。急激な利上げは経済全体に打撃を与えかねず今後は日銀の対応だけでなく政府の財政規律も重要な焦点となる。 pic.twitter.com/EIT92axfgI
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) February 18, 2025
いや日銀がここで急にQTをやめると、かえって危ない。それが外資の円売りを誘って、債券安・円安・株安になる。それがトラスショックのパターン。 https://t.co/Qp7gN1Qv9O
— 池田信夫 (@ikedanob) February 19, 2025
国民民主党のわけのわからない減税要求に石破政権が右往左往していることが、今回の金利上昇のきっかけになりました。もうそろそろ芝居はやめて、野党もインフレ抑制に協力してはどうでしょうか。