テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、広陵高校の甲子園出場辞退について、部内での暴力という根本的な問題よりも、ネット上の誹謗中傷や爆破予告を主要因のように取り上げ、SNS批判へと話をすり替えていたことが話題になりました。
【高校野球】玉川徹氏、広陵の出場辞退に「モヤモヤする」 羽鳥慎一アナ「SNSを間違った正義感で使っている人がいる可能性が」 https://t.co/MofR3RufMP
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) August 12, 2025
元テレビ朝日社員の玉川徹氏や羽鳥アナは、「間違った正義感」を持つSNS利用者を問題視し、まるで辞退の責任をネット側に押し付けるかのような発言を繰り返しました。他のメディアでも同様の論調が散見されます。
【悲報】オールドメディアさん、広陵高校の出場辞退をSNSのせいにしてしまう
こうして事実は捻じ曲げられて行くんだな pic.twitter.com/ZQ4pYMRym5
— あーぁ (@sxzBST) August 12, 2025
しかし、SNSでの告発は、多くの潜在的な被害者を未然に救い、加害行為の抑止にもつながったとの評価もあります。
実際、事件では監督が被害者に「2年生が試合に出られなくなってもいいのか」などと脅迫し、保護者説明会でも威圧的な空気が支配していたとの証言がありました。高野連は年間約1000件も同様の報告があるとしながら、それを異常と認識していない姿勢も問題視されています。
まるで、「SNSのせいで辞退に追い込まれた」と言わんばかりの論調に違和感しかありません。…
— むくぎ太一(広島市議会議員/安佐南区) (@mukugi_taichi1) August 11, 2025
広陵辞退の件、高校野球の闇に迫ってほしいのに、大手メディアはSNSの闇のせいにしようとしていてズレを感じる
— 徳重龍徳|ライター&インタビュアー、たまにグラビア評論家。 (@tatsunoritoku) August 11, 2025
ANNスーパーJチャンネル見てたら、広陵高校について取り上げられていた。
アナウンサーが最後にコメントで、SNSの告発で高校球児の青春を終わらせたことを咎めるような発言をしていた。
この事件はSNSで告発した被害者の親が悪いと言いたいのか?
信じられない。どう考えても加害者のせいだろう。— 運子 (@waraukadoniunko) August 11, 2025
にもかかわらず、番組や「スーパーJチャンネル」では「SNSが原因で球児の青春を終わらせた」といった印象を与えるコメントが繰り返され、あたかも加害者がSNSの被害者であるかのような構図が描かれました。
テレ朝のスーパーJチャンネル、
井澤健太朗アナの中では、広陵の暴行事件の加害者達はSNSの被害者。SNSで告発した事件の被害者とその親御さんは「何気ない投稿」で高校球児の夏を終わらせてしまう加害者。
高野連主催系列メディアの偏向報道がひどい。#スーパーJチャンネル#広陵高校暴行事件隠蔽 pic.twitter.com/LLKlutNW9P
— DEX (@DEXZIP1) August 11, 2025
朝日新聞もネットニュースではこの件を黙殺し、暴力事案や学校・高野連の初動対応の甘さよりも、SNSの危険性に焦点を当てる報道姿勢は、被害者軽視と自己保身、そしてSNS無力化を狙うオールドメディアの利害一致を強く感じさせます。
広陵出場辞退を受け、日本高野連が経緯と現状説明 新たな事実があれば再審議の予定(高校野球ドットコム)
主要各紙も報じているが、ネットニュースでは朝日新聞は黙殺。だから君はダメなんだよ。https://t.co/pbsnhZXFZL
— 馬場正博 (@realwavebaba) August 10, 2025

甲子園球場HPより






