北海道・釧路湿原周辺で進むメガソーラー建設に対し、環境破壊の懸念から反対の声が高まっています。釧路湿原はラムサール条約登録地であり、オジロワシやタンチョウなど希少な生態系が残る地域ですが、急速な開発が進んでいます。
釧路湿原メガソーラー強まる反対 冨永愛さんやつるの剛士さん…野口健さん呼びかけが反響https://t.co/A5ORD6G2Eo
「今なら辛うじて間に合うのではないかと。現場から声を上げればその声は日本中に届きます」とする野口さんの投稿は20日午前11時現在で閲覧数が1700万を超えるなど反響を呼んだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 20, 2025
野口さんは18日、俳優でモデルの冨永愛さんが「貴重な生態系のある釧路湿原にメガソーラーを建設する理由を知りたい」と投稿したことに対し、リプライで「一緒に釧路湿原の現場を見て、計画に反対する行動を起こしませんか」と呼びかけました。
お久しぶりです。
釧路湿原のメガソーラー計画に対し一緒にアクションを起こしませんか。一緒に釧路の現場を目にしませんか。現場から訴えたらよりリアル感をもって伝わります。
今なら辛うじて間に合うのではないかと。現場から声を上げればその声は日本中に届きます。
意味があると思います。 https://t.co/BdH3Yu1Nrx
— 野口健 (@kennoguchi0821) August 18, 2025
アルピニストの野口健さんがXで著名人に連携を呼びかけたところ、反響を呼び、つるの剛士さん、世良公則さん、前澤友作さんらが次々と賛同や問題提起を行いました。
野口さん、大変ご無沙汰しております。
是非私もお供させてください。— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) August 18, 2025
どこが地球環境に優しいのか
もう取り返しのつかない状況
国民が電気料金の約13%毎月支払っている再エネ賦課金
それがこれらを支えている https://t.co/HfSKLRoxuO
— 世良公則 (@MseraOfficial) August 18, 2025
野口さんは9月下旬に現地視察を予定し、著名人と共に声を上げる計画を進めているとのことです。

釧路湿原に広がるメガソーラー
業者側は環境保全に努めていると反論し、再エネ推進の必要性を訴えていますが、環境以前にそもそも再エネは従来の発電を代替することは不可能です。
「再エネ+蓄電で火力を代替できる」という話は、コストを度外視すれば正しいが、蓄電コストはkWhベースで発電の1万倍。再エネ100%のコストは天文学的なのだ。https://t.co/qJTDQRn2FI
— 池田信夫 (@ikedanob) July 1, 2022
減税には敏感な世論も、なぜか再エネ賦課金には不感症になっています。電気料金の請求書を確認しましょう。
25年度の再エネ買取総額4.9兆円、うち化石燃料費代替分等を引いた再エネ賦課金総額は3.1兆円。
消費税1%超の資金で再エネを買う日本は太陽光で世界3位の再エネ投資大国。https://t.co/KJYAarQlXR
再エネ賦課金の国民負担 過去最高3兆円超 世帯年額1万9千円で2千円負担増https://t.co/eblRuIydHG pic.twitter.com/ls4roBeEH5— 石川和男(政策アナリスト) (@kazuo_ishikawa) March 22, 2025
反対運動はSNSを通じて全国に広がりつつあり、環境保護と再生可能エネルギー開発の是非をめぐる議論が注目を集めています。






