「再生の道」石丸伸二氏が代表辞任へ:選挙全敗で政治生命は尽きたか

元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(43)は、自ら設立した政治団体「再生の道」の代表を辞任する意向を固めました。

石丸氏は昨年の都知事選で約165万票を得て次点となり注目を集め、その勢いを背景に今年1月に団体を立ち上げましたが、6月の都議選では42人の候補者が全員落選し、7月の参院選でも10人を擁立したものの議席を獲得できませんでした。

石丸氏は24日に自身のYouTube配信で27日に記者会見を開くと発表し、「代表交代に関わる発表になる」と予告しました。再生の道には代表交代のルールがなかったため、今後はその仕組みを整備すると説明し、当初から代表は交代すると述べていたことを強調しました。

https://twitter.com/syuzaihosoku/status/1959650815444205818

団体は解散せず存続させ、候補者の中から新たな代表を選ぶ方向で調整が進められています。

一方で、SNS上では石丸氏の辞任を「無責任だ」「結果を出せずに途中放棄した」と批判する声が多く見られます。

4年後の都知事選出馬を「大本命」と語っていた石丸氏に対し、今回の辞任で「その前に政治生命が終わったのではないか」と冷ややかに見る声も広がり、「再生の道」という名前とは裏腹に、候補者全員を落選させただけだったという揶揄も相次いでいます。

石丸伸二氏後援会インスタグラムより