私が考える「中道大敗」の必然:ノスタルジーを捨て、新しいスタート台へ(山尾志桜里)

立憲民主党公式Xより

今回「中道」商店が集客できなかった原因を3つあげるなら、

① 店長に覇気がない
② 一見客を大事にしない
③ 買いたい商品が見当たらない

ということではなかったかと思います。

①自民党の高市店長(64歳)が、加速する時代に食らいつき自分をアップデートする凄まじい努力と執念を見せる一方で、野田・斎藤店長コンビは、「三丁目の夕日」的なノスタルジーに逃げこみ、むしろ時代にブレーキをかける存在に映った。そこに見えたのは、残念ながら圧倒的な努力格差だったと言わざるを得ません。これは高齢批判とは全く別物。

②中道が本気で外交安保を現実路線に転換すれば、振り向く無党派層は少なからず存在したはず。しかし所属議員の覚悟は最後まで定まらず、まとめきるリーダーシップも見えず、最後は「高市政権は戦争への道」と旧来型左翼ロジックに回帰しました。新店舗の様子を見に行ったら、店内には昔の常連客が肩を並べ、空席があるのに「一見さんお断り」と言われたような閉塞感。

③そして残念ながら、売りの政策がなかった。「恒久的な食品消費税減税」にしても、財源論は生煮えで説明がおぼつかず、買い手がつかなかった。政策に魅力がないのに熟議のスタンスだけ熱く語られるのは、商品が品薄な企業にSDGs的スタンスを自慢されるような脱力感だった。

とはいえ今回の中道大敗は、自ら世代交代と路線変更ができなかった以上、いずれ選挙でこうなるしかなかった必然だと思います。

だからこそ、民意が実現してくれた新しいスタート台から本当の「中道」路線をスタートしてほしいと心から願うものだ。

新しいリーダーのもと、安全保障と人権保障の両方を大事にする政党として、その路線を抽象論ではなく魅力的な政策に体現させるような新展開を期待しています。


 

(編集部より)この記事は、山尾志桜里@ShioriYamaoのポストを、許可をいただいた上で転載いたしました。