同じ北海道でも、やっぱり東側は西側とは「完全に別物」

内藤 忍

以前のブログに書いたように北海道の道東にきています。

最初に到着した釧路の街は駅前にも廃墟になったホテルがあったりして過疎化が進んでいるのは否めません。駅前なのに休日にも関わらず人影がまばらで心配になりますが、駅から数分の和商市場に入ると雰囲気は一変。たくさんの観光客で賑わっています。

釧路の食のクオリティは東京とは別格です。

派手な演出や洗練された料理ではありませんが素材そのもので群を抜く鮮度の高さには感動しかありません。

まず美味しさに感動したのが和商市場で購入してその場でレモンをかけて食べた仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣です。

口に含んだ瞬間に広がる濃厚でクリーミーな味わいとぷりぷりの食感は、臭みが全くなく海のミルクという凡庸な表現しか思いつきません。

大粒の特大サイズを含めて3個をあっという間に平らげました。

さらにホタテやホッキ貝(写真)も刺身で生で食べたり醤油やバターを追加して焼いて食べると磯の香りに悩殺されます。

和商市場には自分で好きな海産物を選んで自分で海鮮丼を作る勝手丼を楽しめるコーナーもありましたが、これは後日の楽しみにして釧路ラーメンを味わいました。市場の近くにある魚一(うおっち)で味わった魚醤を使ったあさりラーメンです。

大粒の殻付きあさりが大量に入って、スープを一口飲んだだけで出汁の旨みが身体の隅々にまでじわっと染み入りました。ちりちりした細麺が特徴で、麺もスープも完食しました。これも東京にはない味わいです。

午後からは厚岸に移動して夜は地元の寿司店に出かけました。こちらも地元のネタが次々と出されて、タコの頭、黒ハモ、メンメ(キンキ)などの珍味を堪能できました。

驚いたのはこちらのお会計です。ビールに日本酒、おつまみにお寿司を15貫も握っていただき、1人13,000円。これだけのハイクオリティでこの価格は厚岸ならではです。

初日から「同じ北海道でも、やっぱり東側は西側とは「完全に別物」」を実感しました。しばらく道東を満喫したいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年10月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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