板野友美さん「ありのままを見せたい」に疑問の声:大浴場まで撮影する必要はあったのか?

元AKB48の板野友美さん(35)が、自身の「炎上体質」について本音を語り、再び注目を集めています。

10月15日に配信されたABEMAの『エイジレスボーイズ』では、板野さんの私生活に密着。美容へのこだわりや家族との食事風景が紹介されました。

番組でSNSの批判について尋ねられた板野さんは、周囲のスタッフに迷惑をかけていることを申し訳なく思うと語りました。その一方、私生活の発信については「きれいなところ以外をカットするのは、どうなのかなって思う。リアルじゃないというか」と持論を披露しました。

しかし、この発言にネット上では「論点が違うのでは」と疑問の声が上がっています。

「ありのまま」で大浴場まで撮影?

思い出されるのが、今年9月に起きた高級ホテルの大浴場撮影騒動です。

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板野友美さんの弁護士「法的措置」で脅すもホテルに否定され投稿削除して逃亡
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板野さんは家族で宿泊した「ザ・リッツ・カールトン日光」で、入浴後に娘の髪を乾かす様子などをYouTubeで公開しました。ところが、撮影場所が大浴場の脱衣所だったため、SNSではマナー違反ではないかと批判が殺到しました。

板野さんはホテルから特別な撮影許可を得ていたと説明。しかしホテル側は当初、脱衣所での撮影まで許可したわけではないと回答しました。

その後、ホテル側は撮影範囲の説明が不十分だったと謝罪。撮影は営業時間外で、他の宿泊客はいなかったことも明らかになりました。

つまり、他人の入浴姿を無断撮影した事件ではありません。ただ、それでも大浴場の脱衣所まで撮影して公開する必要があったのか、という疑問は残ります。

「リアル」と「非常識」は別問題

今回の板野さんの発言には、少々首をかしげたくなります。家族の自然な姿を見せたいという気持ちは理解できます。また、メディアに出演した際、悪意ある切り抜きをされたことによって、自身や関係者が傷ついたことも理解できます。

しかし、リッツカールトンの件で批判されたのは生活の「きれいではない部分」を見せたからではありません。問題は、撮影する場所や公開する内容について、どこまで周囲に配慮していたかということです。

「ありのまま」を見せることと、「撮影してはいけない場所」を区別することは、まったく矛盾しません。

炎上もまたビジネスになる時代

もっとも、板野さんが私生活を積極的に公開する理由も分からなくはありません。

今や芸能人は、テレビに出演するだけではなく、YouTubeやSNSで自分自身を商品化する時代です。豪華なホテル、家族旅行、美容法、子育て。私生活そのものがコンテンツになります。

皮肉なことに、炎上すればするほど名前が拡散し、動画の再生回数が増える場合もあります。

ただし、その代償として家族やスタッフ、撮影に協力したホテルまで批判に巻き込まれることもあります。

今回、板野さんがスタッフへの影響を気にかけたことは評価すべきでしょう。それでも、炎上を避ける方法は案外簡単なのかもしれません。

「きれいなところ以外をカットする」のではなく、「人に見せる必要のないところをカットする」。元国民的アイドルに必要なのは、周りの人へのほんのわずかな気遣いなのかもしれません。

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