ちゃんみなさんの交通事故で電動キックボードへの嫌悪感が噴出?

人気ラッパーのちゃんみなさん(28)が交通事故を起こしました。ところが、SNSでは彼女を批判するどころか、擁護するような冗談まで飛び交っています。その理由は、事故の相手が電動キックボードだったことにあります。

【参照リンク】ちゃんみな運転の乗用車が電動キックボードやトラックに接触 livedoor News

ちゃんみなさん

電動キックボードとトラックに立て続けに接触

10月19日午後、東京都渋谷区富ヶ谷で、ちゃんみなさんが運転する乗用車が電動キックボードに接触し、その約50メートル先で停車中のトラックにも衝突しました。

幸い、同乗していた20代女性を含めてけが人はありませんでした。ちゃんみなさんは「車両感覚を誤った」と説明しています。

22日には自身のXで謝罪し、飲酒運転や薬物使用、逃走などを否定しました。

「むしろ支持率が上がる」という奇妙な反応

普通なら芸能人の交通事故はイメージダウンにつながります。ところがSNSでは「電動キックボードへのヘイトが高すぎて、むしろ支持率が上がる」といった皮肉が登場しました。

さらに「電動キックボードに突撃するAI自動車が普及する日も近い」というブラックジョークまで飛び出しています。

もちろん、電動キックボードに車をぶつけてよいはずがありません。重大事故につながりかねない危険な行為です。

それでも、こうした冗談が広がる背景には、電動キックボードへの根強い嫌悪感があります。

LUUPへの不満が噴き出す日本の道路

電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」は都市部で普及しましたが、交通マナーへの批判は絶えません。

一方通行の逆走、信号無視、歩道での危険な走行など、ルールを守らない利用者への不満が蓄積しています。

特定小型原動機付自転車に分類される電動キックボードは、16歳以上なら免許不要で運転できます。しかし、交通ルールまで免除されたわけではありません。

なお、今回接触した電動キックボードがLUUPの車両だったかは確認されておらず、利用者に交通違反があったという情報もありません。

問われるのは電動キックボードの制度設計

今回の騒動で浮き彫りになったのは、電動キックボードの普及と社会的な受容の間にある大きな溝です。

免許不要で車道を走れる便利な乗り物ですが、交通ルールを十分に理解しない利用者がいれば、歩行者や自動車に危険を及ぼします。

利用者への交通教育や違反の取り締まりは十分なのでしょうか。

ちゃんみなさんには事故の責任があります。しかし、電動キックボード業界も安全対策を改めて考える必要があります。

芸能人が交通事故を起こしたのに、なぜか電動キックボードのほうが嫌われる。 この奇妙な現象こそ、現在の電動キックボードをめぐる世間の評価を象徴しているのかもしれません。

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