なぜスタディツアーは定期的に開催されないのか?

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先週カンボジアのプノンペンから帰国したばかりですが、来週末(11月4日)の深夜からベトナムのホーチミンにスタディツアーで出かけます。既に6名の方にご参加いただく予定になっていますが、更に増えるかもしれません。

ホーチミンに行くのはこれで6回目になると思います。最近は中心部にある「ホーチミンの帝国ホテル」と呼んでいるマジェスティックホテルに宿泊し、屋上のテラスレストランでリバービューを眺めながら、バイキングで新鮮なフルーツ(写真)を食べるのがお約束になっています。今回も同じ宿泊先で、朝食以外の食事も、今まで行ったお店の中から厳選して行ってみるつもりです(グルメツアーではありませんw)。

「次回のスタディツアーはいつになるのですか?」と良く質問を受けるのですが、スタディツアーは定期的には開催していません。不動産視察の場合、現地で視察するに値する魅力的な物件が無ければ、行っても仕方ないと思っているからです。ホーチミンも今回以降の予定は今のところありません。

ホーチミンには、私が購入した地下鉄新駅を敷地内に持つ1区の物件から2区、7区などの郊外の物件まで、今見ておくべき物件が複数あります。これらの販売が終われば、また次の物件が出てくるのを待つことになります。物件が無くなることはありませんが、今と来年では価格がきっと変わっていると思います。

ホーチミンのコンドミニアムには、同じ間取りの部屋が低層と高層でほとんど価格差がないといった「歪み」を見つけることができます。2020年に完成するベトナム初の地下鉄の価値も不動産価格に完全に織り込まれたとは言えない状態です。玉石混交ですが、その中にキラリと光るチャンスが転がっている。この投資環境がいつまで続くかはわかりません。

11月のスタディツアーは、羽田からの出発が基本ですが、H.I.S.にアレンジしてもらえば東京以外から参加することも可能です。今回は、カリフォルニアから参加で、ホーチミンに現地集合という強者も登場しました。

金曜日の深夜(厳密には土曜日の早朝)に羽田を出発し、レッドアイ(夜行フライト)で土曜日の早朝にホーチミンに到着。ツアーの概要を説明してから、早速現地の不動産視察を開始します。ランチ、ディナーを挟みながら、効率的に複数の物件を一気に回っていきます。移動中は参加者の方に投資のポイントや、購入の手続など具体的なアドバイスもあります。また、参加者同士の情報交換も貴重な資産になると思います。

ホーチミン不動産投資は人気が高く、11月14日に東京でセミナーを開催することにしました。こちらは今週配信の資産デザイン研究所メールで先行ご案内の予定です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年10月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。