アゴラブックスは本日、アゴラi文庫から2作品、アゴラ学術書籍から1作品の計3作品を電子書籍としてリリースいたしました。
『世代間格差ってなんだ』 城繁幸/小黒一正/高橋亮平著
『7割は課長にさえなれません』 城繁幸著
『好意・善意のディスコミュニケーション』 尾見康博著
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【アゴラi文庫】
初版発行:2010/6/16(PHP研究所
どうやら日本の政治には、若者という視点は存在しないようです。民主党政権は、国家公務員二割削減のために新規採用枠を四割近く削減しました。目玉の子ども手当の財源も結局は赤字国債。まかり通る不公平。いまや政治のあらゆるプロセスが、次世代の若者たちに問題を先送りにしています。
本書では「雇用」「社会保障」「政治参加」「子育て・教育・家族」の四つの視点から、世代間格差の本質を明らかにしています。そして具体的な政策=ワカモノ・マニフェストを提案します。
初版発行:2010/1/16(PHP研究所)
40歳になっても係長止まりのバブル世代。二人目が産めない女性一般職。正社員になれない団塊ジュニア。ああ、なんでこの国はこんなに生きにくいんだろう……。閉塞感漂う日本経済、終身雇用を望む新人の割合が過去最高を記録しました。しかし「終身雇用=安定」は真っ赤なウソ。35歳で昇給を止める動きがすでに加速、生涯賃金は十数年前とくらべ三割減。まさに飼い殺しなのです。
201X年、働くことに希望がもてる社会にするために、私たちがいまこそ心しておくべきこととは? 雇用問題のスペシャリストが示す最終解答です。
【アゴラ学術書籍】
2010/12/7発表
好意や善意は,つねに肯定的に機能するとは限りません。本書では,ソーシャル・サポート研究の理論的枠組みに基づいて,好意や善意のディスコミュニケーションの多様なパターンが提示され,ディスコミュニケーションの背景やそのありようが実証的に論述されています。そして,好意と善意のディスコミュニケーションの生起にはコミュニケーション当事者の関係性,そして外部の第三者の影響が大きいことが明らかにされ,好意や善意のコミュニケーションやディスコミュニケーションを開かれたシステムとして捉えることの意義が論じられています。