菅首相は6日、中部電力の浜岡原発の運転を止めるよう要請する異例の記者会見を行ないました。この要請には法的根拠がなく、中部電力の取締役会は回答を保留しました。問題は3つあります:
- 法的根拠のない要請に株式会社が従うべきか
- 浜岡原発には、ただちに止めるべき緊急の危険性があるのか
- 止めた場合に生じる経済的被害(特に電力不足)をどうするのか
賛否両論の意見を募集します。投稿規定はこちら。
菅首相は6日、中部電力の浜岡原発の運転を止めるよう要請する異例の記者会見を行ないました。この要請には法的根拠がなく、中部電力の取締役会は回答を保留しました。問題は3つあります:
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コメント
>・浜岡原発には、ただちに止めるべき緊急の危険性があるのか
分解して考えると
・そもそも、どういう危険性を下げようとしているのか、例えば
A.敷地内に水が浸入する確率を下げる(数%)
B.非常停止の確率を下げる(数%)
C.ECCS作動が必要な事態の確率を下げる(1%以下)
D.レベル5(スリーマイル)の確率を下げる(ppmオーダー)
E.レベル7の確率を下げる(ppbオーダー)
・現状で、どのレベルの安全性に問題があるのか
また他の原発と比較して、どこに問題があるのか
・堤防が完成すると、どのレベルの安全性が向上するのか
どうもフェイルセーフの第1段階だけを見ているように思います。
例えば1000億円を投じてAの確率を5割下げても、Cを突破される確率は
ほとんど変わらないでしょう。
一方、10億円でDに至らない為の対策を行えば、Cを突破される確率は
一桁下がります。
理系の学部卒なら、この程度の考え方は常識です。
・・・だと思うのですが、管直人は知らないのでしょうか。
彼なら 「A自体が目的だ」 と答えそうな気もしますが・・・
* うまく表現出来ないので、こういう視点のプロの解説が読みたいです。