中国のフリゲート艦から海自の艦船や航空機へレーダー照準照射された、というニュースがあちこちで話題になってます。これについては、米国筋から「照射されたら即反撃」という発言が出てきたり、中国からは「日本の自作自演」という批判が返ってきたり、ここにきて急にキナ臭くなってきました。この「素浪人♪の日々不穏」というブログで紹介されているように、実際には過去に何度か同様のことがあったらしい。中国と事を構えたくなかったから抑え込んでたとしたら、おかしなメッセージを相手に送ってた可能性もあります。
民主党の海江田代表が「なぜもっと早く公表しなかった」と発言してネット上では「大ブーメラン」と嘲笑されてるんだが、これまでにもあったことなら政府がここにきて騒ぎを大きくした、というのには何か魂胆がある、と勘ぐる人もいます。民主党政権の「隠蔽体質」をあばきたいのかもしれないし、日本としては首相訪米を前に米中対戦を避けたい米国を揺さぶる政治的な意味があるのかもしれません。それなら「お約束」の着地点が用意されてるんだろうが、中国の人民解放軍が政府のコントロールの効かない「関東軍」化してる、という見立もあり、そっちのほうがよほど厄介です。国内で足の引っ張り合いをしてる場合じゃない。
この「軍事評論家=佐藤守のブログ日記」では、今回の事件について中国の「得意技」だと書いています。海自の艦底や空自の戦闘機なんかにもこの「レーダー警戒装置」がついてるらしい。相手からのレーダーを感知すると相手が自分を「捜索中」か「ロックオン」かわかる。ロックオンされると高い警告音と赤ランプが点滅し、航空機が地対空ミサイルなんかからロックオンされると緊急回避行動をするんだそうです。このブログでは単なる「宣伝戦」としつつ、自衛隊が先制第一撃できないにしても有効な反撃体制をとっておけ、と書いている。米国筋が言うように「レーダー照射されたら即反撃」というのが「軍事的な常識」だとすれば、海自はかなり中国海軍になめられてると言っていい。第一撃で反撃できないくらい損害を負ったらお終いです。
自作自演という中国の主張は、日本の関東軍が起こした柳条湖事件を引き合いに出そうとしてるんだろうが、日中戦争の発端になった盧溝橋事件では「中国側からの偶発的な射撃」から戦端が開かれています。こうした「どっちが先に手を出した」という議論は藪の中になりがちだ。戦争は勝ったもん勝ちなんで、勝てない戦争はしちゃいかん、ということでもある。
各種記事を紹介している表題ブログでは、日中両国間に緊急連絡ルートを作れ、と書いています。東西冷戦時に不測の事態から核戦争が起きるのを回避するため、米国大統領とソ連書記長の間にあったホットラインのようなもんでしょう。こうした連絡網は、以前なら自衛隊と中国人民解放軍の幹部クラスの間であったんだが今は途絶えている、という話もある。政府のトップがいったい誰かよくわからない両国でホットラインが作れるかどうかも疑問です。いずれにせよ、なんらかのルートをしっかり確保しないといかんでしょう。
碧空
中国海軍艦艇による射撃管制用レーダーの照射 急がれる危機回避のための交渉・ルール作り
米Amazonが独自仮想通貨「Amazon Coins」、Kindle Fireでのアプリ購入に使用
INTERNET Watch
今さら感のある「独自通貨」なんだが、サービス開始にともない利用者にコインをプレゼントするようです。ただ、誰得感もあり、アプリの開発者に対するインセンティブが大きな目的のよう。日本以外では通用しないらしいので傍観するしかありません。悔しくもなんともないですね。
BBCが作成した「150年先までの未来展望」2017年までの5年間で実現しそうなのは「コンピューターが嗅覚を得る(2017年)」「アメリカでデジタル通貨が使われるようになる(2015年)」
坂井直樹のデザインの深読み
上の項目で紹介したように、昨日、Amazonがデジタル通貨を発表したんだが、この予測の中ではコンピュータ技術の発達がかなり多いです。そのほかはやはり環境問題。2030年に「中国が月の領土を保有する」というのがある。同じ年に世界政府ができるらしいんだが、これはどうなっとるんだ、という内容もあります。
世界初の30歳女性ビリオネア誕生、元美人レーサー
YUCASEE MEDIA
ビリオネアってのは10億ドル長者のことらしいんだが、今の日本円換算だと約936億円です。この女性社長がやってる「In-N-Out」ってハンバーガーチェーンは米国西海岸を中心に展開してます。実際に食べたことがあります。注文してからちゃんとしたパテを焼いてくれるんで美味しい。日本へも進出してくれないかなぁ。
今年の初戦は弱い者いじめで……
ザック・ジャパン
いろいろと揺れるスポーツ界なんだが、サッカーには暴力指導なんかない、と思ってたらご多分に漏れず香ばしいニュースも入ってきました。気を取り直して昨日の男子日本代表の親善試合なんだが、相手はラトビア。バルト三国でNATOの一員なんで一応ヨーロッパの国。快勝したのは当然ながら、このブログでは、早く忘れて次のW杯予選、3月26日のヨルダン戦に備えろ、と書いています。これに勝てばブラジルW杯進出が決まります。
カプコン「助けて!老害クリエーター全員追い出したらバイオ開発出来る人いなくなったの(´;ω;`)」
アルファルファモザイク
大阪に本社のある一部上場のゲーム会社なんだが、コナミも元は大阪から出たし、何か大阪にゲームの土壌があるんでしょうか。カプコンといえば『ストリートファイター』や『BIOHAZARD』、『モンスターハンター』など、有名なゲームが山ほどある。このブログではネット上の意見を紹介しています。いわく「あまり大きくない会社がある→
その業界でやっていきたい本気モードの人が集まってすごい商品を作る→それを聞きつけてその業界で生きていく気まんまん&やりたいこと爆発状態の社員が集う→優秀な人材がいるのでさらにすごい商品ができる→会社がどんどん大きくなって大手になる→あの業界といったらこの会社、という風に一般人も知るようになる→有名大学の安定志向の連中が、とりあえず安定したいからって理由で志望してくる→本当にその業務に興味のある社員の割合がだんだん減っていく→過去にすがってどうにかブランドで生きていこうとする(会社の終わり)←いまここ」らしい。
2012年のビデオソフトの売上とブルーレイの今後について
longlowの日記
そう遠くない将来にブルーレイも陳腐化する、という話です。パソコン世代がこれだけ蓄積されると、酒の席なんかで過去の記憶媒体の話題になります。そういえば、MOなんてのもありました。個人的には「SyQuest」というハードディスクまがいのものを使ってたんだが、すでに再生する機器もありません。「Zip」とか「Jaz」なんてものあった。こうした回転系の次にフラッシュメモリというROMを使った記憶媒体が出てきた。USBメモリなんかですね。MOがせいぜい1GB程度が上限だったのが、小さなチップに数百GBとか入っちゃう。このブログでは、ブルーレイの終末を予想してるんだが、クラウドが出てきたんでどこかに何かを自分で溜めておく意識は薄れていくんでしょう。
北朝鮮が、アメリカが火の海になる動画をYouTubeで公開 → CoD:MW3から映像をパクってたことが判明し著作権侵害で削除される
はちま起稿
お笑い国家な感じは相変わらずなんだが、このゲーム『CoD:MW3』ってのは日本版『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』というものらしい。久々に新型が出るというアナウンスがあったプレステとかWii用です。デモ動画を見るとなかなか面白そうです。北朝鮮の願望がどんなのものかよくわかる。
ダビデ像と「はだかの王様」
国家鮟鱇
この国はどうもおかしなことになってるような気がしてならないんだが、こうドキュン世代が続くとバカばかり増えるんでしょうか。島根県はいいところです。行ったことないけど奥出雲町も素晴らしい街らしい。どうやら素戔嗚尊(スサノオオノミコト)がらみで、こうした芸術に抵抗感がある人がいるようです。しかし、パンツはかせたらマジで笑いものになります。
アゴラ編集部:石田 雅彦