日本の株価はやはり米国経済頼み

アゴラ編集部


先週にダラダラと下げ続け、1万3000円を下回った株価が、週明けになって数百円の上昇、と話題です。午前中には週末から380円ほど上げている。しかし、市場が開いてからドッと上がったんだが、その後はもみ合いでイマイチ突き抜けません。午後にどうなるか、ちょっと要注意です。


表題のブログでは、米国経済が強くなれば日本へもいい影響が出るはず、と書いています。「tapering」という言葉が出てくるんだが、「テーパーをかける」というようにこれは「先細り」のこと。つまりFRBが債券購入を縮小させる、という話です。テーパリングがかかれば金利が上昇します。米国の金融当局はこれをいつやるのか、というのが市場関係者の気がかり。このブログでは来年だろう、と書いている。テーパリングをかける理由は米国経済が強くなっているからであり、米国経済が強くなれば日本にも恩恵が来るはず、というわけです。

株式市場は非常識:変化をつかめ!
株価は異次元緩和以降の上昇分を帳消しに…ここから再スタート


How The Human Face Might Look In 100,000 Years
Forbes
10万年後に人類はどんな顔になってるのか、というのをシミュレーションした英国の研究を紹介している記事です。頭がでっかくなってる、というか顎が小さくなっているというか、目が異様なんですけど、これ。こんな人は今の時代ではとてもモテそうもない。そのころの人類は遺伝子工学を完全に制御できるようになっていて、顔は左右対称で鼻筋が通り、歯並びもいいし、髪の毛の色も大多数の嗜好に合わせて変わっているだろう、というわけ。でも、なんかあんまり好きじゃないな、この顔。

ナダル「とっても特別な勝利」、前人未到V8と2度目の4連覇達成<全仏オープン>
tennis365.net
まあ、ジョコビッチ選手に準決勝で勝った時点で決まっていたような結果です。決勝ではフェレール選手にストレート勝ち。「クレーコートの魔術師」の称号を賭けたスペイン人同士の戦いはナダル選手の完勝、という話で、残念ながら錦織圭選手が準々決勝で完膚なきまでに叩きのめされたのも当然です。ナダルはまだ27歳、もう27歳なのか。去年、左膝の故障で戦線離脱。しかし、これで同一大会8勝の記録を更新しました。やはり全仏でのナダルは強い。

Russia’s New ICBM… A Missile Defense Killer?
THE DIPLOMAT
米国の軍事戦略について多方面から分析・紹介している記事です。タイトルは、ロシアが新たに開発した大陸間弾道弾をテストする、という記事。日本、タイ、オーストラリアとの防衛協力を拡大し始めているわけで、対中国を見据えた太平洋の軍事的なバランスが最重要課題らしい。また、インド空軍の能力や台湾の防衛ミサイルシステムについても紹介しています。

New SARS-like virus is ‘threat to the entire world,’ WHO head says
FOX NEWS
WHO(世界保健機構)の事務局長マーガレット・チャン博士による、SARSに似た新たなウイルスが世界に脅威を与えている、という発言を紹介した記事です。この新型ウイルスは約半数の致死率がある強烈なものらしい。彼女はSARSが東アジアで蔓延した当時、香港政府の衛生署長でした。彼女が取った後手後手の対策には今でも批判がある。誰しも過去の経験から学ぶ。彼女が同じ間違いを犯さないように希望します。


アゴラ編集部:石田 雅彦