西氏はアスキーの創業者で、80年代から日本のIT業界で先駆的な役割を果たしました。今は尚美学園大学大学院教授など、教育に力を注いでいます。アゴラの寄稿メンバーでもあります。
服部氏は、朝日新聞記者として、ITを中心に取材活動を展開しました。87年よりMITメディアラボ研究員として留学して、米国のメディア産業の調査を行います。帰国後は『ASAHIパソコン』 『DOORS』などの編集にかかわりました。著書に「人工現実感の世界」(日刊工業新聞 技術・科学図書文化賞優秀賞)「人工生命の世界」「メディアの予言者 マクルーハン再発見」などがあります。
西氏と服部氏は早稲田大学理工学部時代からの知り合いです。MITメディアラボで、時期は違うものの、共に研究員生活を送っています。
4Kという最新テレビ技術では、「臨場感」が強調されます。西氏が手がけてきたITビジネス、服部氏が取材してきた「バーチャルリアリティ」の世界とどのように結びつくのか。2人の知見を語り合います。
また電子出版ビジネス、アメリカと日本の大学研究システムの違いなどについてのトピックスにも触れる予定です。
「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を生み出し、社会を変える場に発展させていきます。
(写真は西氏、服部氏)