出てき始めた東京五輪の軋轢

アゴラ編集部

東京五輪の開催が決まり、東京では少しずつ会場作りが進められています。しかし、いざ開催、となってあちこちで軋轢や問題が浮上し始めている。会場の建設費もロンドン五輪と同様、当初計画の「倍返し」になるとも。まさか東京に決まるなんて半信半疑だったんでしょうか。

そうした問題の一つが、カヌーのスラローム競技の会場設置が計画されている葛西臨海公園の環境への悪影響です。行ったことのある人ならわかると思うんだが、あそこの「西なぎさ」には、ラムサール条約登録地である船橋の谷津干潟と並び、首都圏でも有数の干潟がある。多様な生物が育む貴重な生態系が形作られ、葛西臨海公園は、すぐ隣りにある谷津干潟と連携した生態系、とも言えるかもしれません。


周辺は、渡り鳥など野鳥の飛来地でもあり、日本野鳥の会が東京五輪の招致委員会に対し、会場設置の変更を要請する声明を出しました。また、表題ブログでは、葛西臨海公園の貴重な自然を、半永久的に設置されるカヌーのスラローム競技会場設営のために台無しにしないよう、野鳥やカエルなどの写真とともに切々と訴えています。

一方、今年の「スポーツ祭東京2013」でカヌー競技は、これまた野鳥の楽園である京浜島海上公園に「京浜南運河特設カヌー競技場」なるものを作っています。しかし、ここでは「スプリント」だけ。大規模なコース設置が必要なスラロームは、青梅市にある「御岳渓谷特設カヌー競技場」で行います。

日本野鳥の会も表題ブログの人も、東京五輪の開催自体には反対していません。ただ、場所の選定を今一度よく考えてほしい、と要望しているだけです。また、IOCも環境への影響は重視し、会場設置に反対する市民がいれば、その調整を慎重に進めるよう勧告している。こうした声に五輪招致委員会はどう応えるのか。決まったことだから、とゴリ押しじゃ、問題をより大きくするだけです。

佐藤栄記の自然観察日記
25年かけて取り戻したもの、今、一瞬に


アップルは泥棒だ 2
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iPhoneの裏側のピカピカ金属研磨の技術をアップルが「盗み」他国のもっと安くできる工場へ「技術移転」させた、という「疑惑」を紹介しているブログです。たくさん「」でくくってしまったんだが、これがあまり大きな問題になってこなかったのはナゼなんでしょうか。最後のほうに書いているように、訴訟を起こせば莫大な賠償金を手に入れることができるのに。日本企業がお人好しだからでしょうか。このへん、今後もっと深掘りされそうな気がします。

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iOS7のファースト・インプレッションは「軽い」
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アゴラ編集部:石田 雅彦