原子力に未来はあるのか【言論アリーナ】5/13 

アゴラ編集部

g-arena_128アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。5月13日(火曜日)は午後8時から1時間にわたって「原子力に未来はあるのか—新技術から考える」を放送します。出演は元原子力委員会委員長で東京工業大学名誉教授の藤家洋一さん、東工大原子炉工学研究所の澤田哲生さんです。モデレーターはアゴラ研究所の池田信夫所長です。


ニコ生入口はこちら。UstreamはこちらYouTubeの「言論アリーナチャンネル」でも放送後に公開します。

福島原発事故によって、原子力についての言論が「危険」というものに傾きすぎてしまいました。中立的な立場から問題を考えるために、原発をめぐる新しい技術の情報を示し、を分かりやすく説明します。

藤家洋一さんは、国の原子力政策を統一的に示す内閣府・原子力委員会の委員長を2004年まで務めました。(ホームページ)科学者としては、原子炉、高速炉の研究をしてきました。澤田哲生さんは原子力の解説者として知られますが、原子炉の研究に取り組んできました。

福島原発事故は、軽水炉と呼ばれる形の原子炉の事故でした。しかも1960-70年代に設計された古いタイプのものでした。そして、冷却が失敗したことにより、炉が過熱し、水素爆発が発生しました。

しかし冷却法、また核反応などで、別の方法による原子力発電もあります。第四世代原子炉と呼ばれるものの構想が日米欧で浮上しています。新しいタイプの技術とイノベーションがあれば、原子力の力を安全な形で使いこなせるかもしれません。

「言論アリーナ」では、アゴラ研究所に加えて、いくつかのシンクタンクが協力して映像番組を提供します。アゴラ研究所は、この「アリーナ」(集会場、劇場)を、視聴者の皆さんと共に政策を考え、社会を変える場に発展させていきます。

左から、藤家さん、澤田さん、池田さん
120322_001_1668e25efimages