「ソーシャルボイスラボ」の第3弾が公開されました! 今回のテーマは、
お台場カジノ誘致問題、懸念は治安の悪化とギャンブル依存症!!
今回は、話題のカジノ誘致問題について、SNS上での賛否やその懸念を調査いたしました。
・東京都よりも大阪の方が、カジノ誘致に関する声が多い
・カジノ誘致派は感情論、反対派は理論
・反対の理由は治安悪化から外資利益まで多様、中でもギャンブル依存症!
などの興味深いデータが得られました。
この結果を受けて私は、本定例会で
「ギャンブル依存症」
に関する文書質問を提出いたいました。詳細は最後に添付の文書をご一読ください。
毎回、興味深い調査結果が得られるソーシャルボイスラボ。何分、手間もお金もかかるために、頻繁にはできないわけですが…
今後も有意義な調査を継続し、その結果を議会活動、東京都政に反映できるように精進して参ります。
皆さまからのご意見や、そしてご支援をいつでもお待ちしております! それでは、また明日。
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文書質問
ギャンブル依存症対策について
東京都における、ギャンブル依存症対策、特に教育分野についてお伺いいたします。平成26年8月20日、厚生労働省が我が国におけるギャンブル依存症の疑いがある人は成人男性の8.8%、女性の1.8%で、全体では4.8%にのぼるという、衝撃的な調査結果を発表いたしました。これはすでにカジノがある先進諸国と比べても圧倒的に高い数値で、5年前の調査結果(男性9.6%、女性1.6%)からも改善が見られません。
我が国でもカジノ創設に向けた議論が国会で活発になる中で、このギャンブル依存症の問題は避けて通れません。観光・経済政策としてのカジノを否定するものではありませんが、我が国ではすでに公営賭博以外にも、「遊戯」という名目で様々なギャンブルが常態化しており、これを早期のうちに正しく認識しておくことが必要不可欠と考えます。特にここ東京都は、日本有数の盛り場を抱える首都として、全国の自治体に先駆けた対応が期待されています。そこで、以下の2点についてお伺いいたします。
1.
ギャンブル依存症を減らすためには、「予防」がもっとも大切です。義務教育や高等教育段階で、ギャンブルについての正しい知識と向き合い方を学習すれば、ギャンブル依存症は軽減できると考えられます。そこで、現時点で東京都が青少年に対して行っている、ギャンブル依存症対策があればご教示ください。
2.
今後は薬物依存症、インターネット依存症などと並び、「ギャンブル依存症」も青少年における重大な社会問題と捉え、早期の段階から教育プログラムに対策を組み込むべきと考えますが、見解をお伺いいたします。
3.
東京都には地方競馬場などの民営賭博施設が多く存在します。東京都と民営機関とが連携してギャンブル依存症への啓発を行うことも有効かと思われますが、現状と今後の展望をお聞かせください。
おときた 駿
◼︎おときた駿プロフィール
みんなの党 東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。
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Facebook おときた駿
編集部より:この記事は都議会議員、おときた駿氏のブログ2014年10月2日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださったおときた氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。