【お知らせ】選挙ドットコムと連携スタート

言論プラットフォーム「アゴラ」は10月、「選挙ドットコム」と記事提供の提携を結びました。第1弾エントリーとして「若者たちが抱く、新党期待の正体」が公開されております。



今年6月の改正公職選挙法により、選挙年齢が18歳に引き下げられ、2016年の参議院選挙が改正後初の国政選挙となる公算で、衆参ダブル選挙を指摘する見方も浮上しています。文部科学省が高校生の政治活動のルールについて見直しを進め、政治教育のあり方も問われるようになっています(今朝のアゴラの松本徹三さんの論考で「高校生のディベート教育」を提言)。一方、衆院選や都知事選の投票率がそれぞれ史上最低となり、また今春の統一地方選でも、若い世代や都市部を中心に地方選挙の投票率が低迷が続いており、民主主義の基礎である選挙への関心をどう高めるか、アゴラの新コンセプト「After 2020」の視点からも重要な社会的課題です。

選挙への関心が高まらない背景として、日本社会では「政治と宗教は人前で語るのはタブー」という意識が伝統的に根強いために政策論議が日常的に定着しないことや、有権者が政党や政治家を冷めた目で見ていることもありますが、複雑怪奇な公選法がわかりづらかったり、またローカルな選挙の隠れた面白さを新聞やテレビが報じ切れていなかったりする側面があります。

選挙ドットコムは7月に、日本最大の選挙情報サイト「ザ選挙」をバージョンアップする形でスタート。政治不信の打破と参政意識の向上を掲げ、これまで選挙や政治に関心のなかった有権者と政治家をつなごうと、選挙プランナーや政治学者の鋭くわかりやすい解説記事から、若手コラムニストによるユニークな寄稿まで、多彩な原稿を精力的に発信。開始数か月で月間100万PVに到達したそうです。

アゴラのリニューアル展開、引き続きご期待ください。