だから、改憲するべきである?!-政治学者、岩田温氏-

ハッピーハロウィン!おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日は月イチのオンラインサロンの勉強会、講師として同じ歳で早稲田大学の同期でもある、岩田温氏をお招きしました。


やたらと楽しそうな勉強会の模様(笑)。
岩田温さんは「保守」に分類される政治学者で、今回の安保法案でも安倍首相を強く擁護していたなかなかのタカ派(?)です。

「僕なんか呼んで、ネトウヨ認定されるんじゃないの?」

と言いながら、快く講師を引き受けていただき、安保法案の何が問題だったのか、

「違憲なのだから、議論するに値しない」

という対応をした民主党がいかに◯◯だったのか等、政治学者の目線から忌憚のない意見を聞くことができました。
その点はこちらの、最新著作にて詳述されています。


違憲か否かの議論でいえば、およそ20年前にPKO法案が可決された際も「立憲主義が破壊される!」という議論が行われました。

果たして20年経過して、日本の立憲主義は破壊されたのでしょうか?
自衛隊は海外で、戦争を行い無垢なる市民を殺してきたのでしょうか?

感情論ではなく、ファクトと歴史的経緯に鑑みた冷静な政策論議・対話をこそ必要とされています。

私は(岩田さんも)ネトウヨではありませんが(苦笑)、政治思想的には中道右派に位置するものですし、はっきり言えば改憲論者です。
「戦力を持たない」とする憲法と自衛隊の存在は、どう考えても矛盾すると思っています。

ただ、改憲についていきなり9条から踏み込んだのでは、あらゆる意味でリスクがあることはわかっているつもりです。

まずは参議院改革など、万人が納得しやすい部分から憲法改正を実施し、「あ、憲法って変えられるものなんだ」ということから我々日本人は学んでいかなければならないのではないでしょうか。

わざわざ大阪からお越しくださった岩田先生、ありがとうございました!
憲法論議については、下記の本も勉強になりますよ。


来月のオンラインサロン勉強会では、経済学者をお招きして軽減税率についてディスカッションする予定です。

…バタバタしていたら日付が変わって申し込みが終わってしまったのですが、どーしてもサロンに入りたい方は個別にご連絡くださいませ。(おや、まだ入会ボタンが生きてるような?)

宇佐美典也とおときた駿の「あえて政治の話をしよう」
https://synapse.am/contents/monthly/usamiotokita

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

twitter @otokita
Facebook おときた駿