原子力報道・メディアの責任を問う【シンポジウム案内】

GEPR編集部

原子力報道・メディアの責任を問う

アゴラ研究所の運営するエネルギーのバーチャルシンクタンクGEPRは12月8日午後6時から、静岡県掛川市で、4回目のエネルギーシンポジウムを開催します。

テーマは「原子力報道・メディアの責任を問う」。

東京電力福島第1原発事故のあと、原子力とエネルギーをめぐり、さまざまな情報が流れました。残念ながら、その中には適切ではないものも含まれ、誤った情報は問題をめぐる冷静な議論を妨げることがありました。これにはメディアの報道に問題の一因があったと言えるでしょう。私たちが、正確な情報を得るにはどうすればよいのか。メディアにかかわるプロフェッショナルたちを招き、原子力とエネルギーの報道のあり方について考えます。

田原総一朗さん、モーリー・ロバートソンさん、松本真由美さんが出演。アゴラ研究所代表の池田信夫が司会を務めます。この内容はすべて録画し、12月9日にYouTubeで公開します。

講演「田原総一朗の見た原子力・エネルギー報道の40年」

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討論「原子力・エネルギーと報道を考える」

田原総一朗(ジャーナリスト) モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト) 松本真由美(東京大学客員准教授) 司会・池田信夫(アゴラ研究所所長)

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聴講ご希望の方は言論プラットホーム「アゴラ」、もしくはエネルギー研究機関「GEPR」の特設ページより、お申し込みください。

会場
004パレスホテル掛川
静岡県掛川市亀の甲2丁目8-5
地図 JR掛川駅南口から徒歩5分。

出演者紹介

田原総一朗 ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京を経てフリーに。現在は政治・経済・メディアなど、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な
評論活動を続けている。テレビ朝日系で1987年より『朝まで生テレビ』に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、‘98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)を受賞した。2002年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。2005年4月より早稲田大学特命教授。著書多数。

モーリー・ロバートソン ジャーナリスト ミュージシャン

東京大学入学、ハーバード大学卒業。米国人医師の父と日本人ジャーナリストの母の間に生まれる。国際的感覚と独創的な視点を兼ね備えるオピニオネーターとして活躍中。TV・ラジオ出演、雑誌連載、書籍執筆など多数。DJ、モジュラーシンセサイザー演奏家としても他に類を見ないパフォーマンスが評価を集めている。

松本真由美 東京大学客員准教授(教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門)

上智大学外国語学部卒業。専門は環境・科学コミュニケーション。環境とエネルギーの視点から持続可能な社会のあり方の研究を進める。大学在学中から報道番組のキャスター、リポーター、ディレクターとして取材活動を行い、その後、NHK BS1ワールドニュース・キャスターとして「ワールドレポート」等の番組を6年間担当。2008年より東京大学での環境・エネルギー分野の研究、および教育活動に携わる。NPO法人・国際環境経済研究所(IEEI)理事も務める。

池田信夫 アゴラ研究所所長

東京大学経済学部卒業。NHK 入社。1993年に退社後、経済産業研究所上席研究員、国際大学GLOCOM 教授などを経て、現在は株式会社アゴラ研究所所長。学術博士。著書に『原発「危険神話」の崩壊』(PHP)など多数。池田信夫blog のほか、言論プラットホーム「アゴラ」 エネルギー問題のバーチャルシンクタンク「グローバルエナジー・ポリシーリサーチ(GEPR)」
を主宰。

来場者の皆様へ
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