脳梗塞。
脳の血管が詰まったり、何らかの原因で脳の血のめぐりが悪くなり、脳組織が壊死(梗塞)してしまう恐ろしい病気です。
長島町は、脳梗塞にかかる人が、全国的にも多い鹿児島県の中でも更に多い地域です。
その原因は、
●美味しいものを、たらふく食べる
●美味しいお酒を、あびるように飲む
●車社会で運動しない人は、ほとんど体を動かさない
ことから、高血圧や糖尿の方が多いことだと考えられますが、「高血圧や糖尿だから気をつけましょう」と声をかけても、次の行動になかなかつながらなかったのが実情です。
そこで、いでよ助っ人!
アミンファーマの専務取締役・片桐大輔さん。
これまで脳梗塞の検査は、MRIや脳ドックで、どうしてもお金と時間がかかってしまいましたが、千葉大学発の産学連携ベンチャー・アミンファーマの技術を活用すると、血液検査だけで極めて高い精度で無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)を把握することができます。
⇒ MRIや脳ドックと比べて、お金と時間が桁違いにかかりません。
先日(12月6日)の長島産業フェスタでは、アミンファーマの片桐専務に来ていただき、町民向けにかくれ脳梗塞の検診を行いました。
かくれ脳梗塞の人は、5年以内に脳梗塞を発症するリスクが極めて高いのですが、できる限り早期に発見することで、食事療法や運動療法、薬の投与など脳梗塞が発症しないよう次の行動につなげていきたいです。
健康寿命を長くするために、町内外の皆様と連携して取り組んでいきたいです。
<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68480758.html
編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2015年12月7日の記事『見つけよう!かくれ脳梗塞。「長島町」×アミンファーマ』を転載させていただきました(アゴラ編集部で改題)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。