10万円の次は100万円にするか1万円にするか --- 内藤 忍

アゴラ


「初めての人のための資産運用ガイド」の新しい帯が店頭に並びはじめました。今までのオレンジに加え、ゴールドとグリーンが追加(写真)。店頭にたくさん並べて頂き、年末年始にさらにたくさんの方に手に取って頂ければと思います。ところで、ベストセラーになると、お約束で次に出てくる話があります。

それは、続編の制作です。資産運用に関する読みやすい続編の書籍ということで、出版社から執筆の依頼が来ました。

今回の本が資産運用全般ということで、金融資産と実物資産を広くカバーしたのに対し、続編はそのどちらかに絞って、より深堀した情報を入れることを考えています。となると、どちらの分野にするかによって、本のタイトル案は2つ出来ることになります。

「100万円から始める!初めての人のための不動産投資入門」

「1万円から始める!初めての人のための投資信託入門」

どちらも自分としては書いてみたい魅力的なテーマです。世の中に溢れる投資関係の書籍とは一線を画するような、誰が読んでも面白く最後まで読めてしまうような、わかりやすいけど奥が深い欲張りな本を作ってみたいと思っています。

不動産の場合は、借入をするとしても、やはりある程度の自己資金が必要ですから、100万円が最低投資金額になると思います。一方の投資信託であれば、1000円から積立ができますから、インデックスファンドを組み合わせたとしても1万円から投資を始めることができます。

どちらが投資家のすそ野が広いかと言えば、金額から言って断然後者になりますが、前者も自分の経験を元に書きたいネタがたくさんありますから、悩みどころです。

いずれにしても、執筆は来年に入ってから。書店に並ぶのは早くても来年の半ばになると思います。その前にもう1冊書籍を執筆しています。来年は書籍の制作に少し時間を割いてみたいと思いますので、こんな本を書いて欲しいというリクエストがありましたら、こちらのフォームからコメントをお願いいたします。


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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年12月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。