お正月のうちに「今年やるべき100のリスト」を作る --- 内藤 忍

アゴラ


新年あけましておめでとうございます。本年も、本ブログ並びに、株式会社資産デザイン研究所、一般社団法人海外資産運用教育協会をよろしくお願いいたします。今年も元旦から、恒例の「今年やるべき100のリスト」の作成をはじめています。

最初に作り始めたのが2011年ですから、ことしで6回目になります。この「今年やるべき100のリスト」とは、1年の間に達成したいことを箇条書きにして書いていくものです。100のリストと言っても、そんなに大げさなものではありません。ちなみに、私の100のリストは、

毎週「資産デザイン研究所メール」を金曜日夕方5時に配信する
内藤忍の公式ブログを毎日更新する
毎朝トレーニング(腕立て伏せ40回3セット)をする

といった継続すべきリストと、

書籍を年間4冊出版する
世界の資産運用フェアに1000人動員する
ワインバーの経営を軌道に乗せる

といった1年のうちに期限を決めてやるべきことに、分けて書いています。

リストを作ったら、もう10年以上使っているモレスキンのラージ方眼(写真)の最初の4ページに、書いていきます。そして、これから一年間、もし達成したら、順番にチェックを入れていくのです。

ちなみにこの手帳、サイズや紙のデザインは色々ありますが、私はラージサイズと言われる13㎝×21cmの中が方眼になっているものをずっと使っています。このサイズが持ち歩くにも、書き込むのにも最適なサイズだと思います。今年こそ始めようという方に、お薦めいたします。

毎年年初に作成している100のリスト。いつも達成できたのは3割前後でしたが、昨年は数えてみたら少し増えて40個になりました。3割にしても4割にしても、達成率としては低いように見えるかもしれません。しかし、そうではないと思います。3割といえば野球の打者で言えばクリーンアップの打率です。「3割しか達成できなかった」ではなく、「3割も達成できた」と思うべきです。

そして、達成率という数字よりも、100のリストによって自分の中に起こるマインドの変化にこそ、作ることの意味があります。

今までやろうと思っていても、始めるきっかけがなかったり、出来ると思っていなかったことが、リストに書くことがきっかけで、1つでも実現できたとしたら、それだけで作ることに意味があります。100のリストを作ることによって、少しでも日々のモチベーションが上がり、何をすべきかを明確化し、チャンスを逃さないようにできれば、そのポジティブな変化だけで、元が取れます。

私自身、もし数年前にこのリストを作ることをはじめていなかったら、達成できなかった自分の夢がいくつもあります。手帳に書くことで、自分のモチベーションに変化を起こし、やってみようという気になって結果が変わった経験を数多くしています。

手帳に夢をかけば、いつかは叶うといった安易なものではありません。自分のやるべきことを、100個に整理し、それを頭の中から手帳に書き出して「可視化」するという「整理」が目的です。

今年も、正月三が日で、新しいモレスキンの手帳に100のリストを書き込んで、1年間その手帳を使い続ける予定です。皆さんも、今年から「100のリスト」を作ってみませんか?人生を変えるきっかけというのは、こんなちょっとしたことから始まるのです。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。