今年のキーワードは「長」 --- 井上 貴至

明けましておめでとうございます。

今年のキーワードは、ずばり「長」。
長島町の副町長として全力を尽くしていきます。

そして、小さな市町村に官僚などを派遣する「地方創生人材支援制度」の任期は2年という限られた期間ですが、ぶり奨学金やバイオマスを始め、長く続くものをつくっていきたいです。

長く続けることからこそ生まれる価値が必ずあります。

発明王のトーマス・エジソンは、生涯で3,500冊!のアイデアノートを書いたと言われています。70年間書き続けても1年で50冊。1週間に1冊のペースでアイデアを出し続けたということ。

雨の日も、風の日も。
だからこそ考えが深まり、あれだけの発明ができたのではないでしょうか。

様々な人が関わる地域づくりにおいて、私なりに長く続けるために、心掛けていることがあります。

●情熱を持つ
●長く続けるための仕組みをつくる
●手間暇をかけて少しでもいいもの練り上げる
●それでも出てくる批判や不満に、穏やかな心で受け止める。
●そして、柔軟に対応する。

炬燵の中から駅伝を見るよりも、やはり僕は寒くても、不器用でも、下手くそでも、プレーヤーとして長く走りたいなと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

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続けるためには”楽しむ”こと。楽しむためには”楽”をすること(長野県での講演)
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編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年1月5日の記事を転載させていただきました(アゴラ編集部で改題)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。