国際観光地ニセコを支える「思わぬ助け合い」 --- 井上 貴至

ニセコ町片山健也町長と意見交換してきました。

人口5,000人の小さな町に、世界でも有数の雪質「パウダースノー」を求めて、最近は年間延べ10万人以上(隣の倶知安町、蘭越町を含むいわゆるニセコエリアには40万人以上)の外国人が宿泊します。

⇒ 詳しくはこちら。町長に伺う国際観光地ニセコの育て方
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68310649.html

夜は、2014年にオープンした地ビール「ニセコビール」の2階のレストラン、その名も「2階」。徳島県神山町や長野県小布施町を始め、しっかり地域づくりを行っているところは、「田舎でも食文化のレベルが極めて高い」のですが、ニセコも抜群です。

「2階」のすごいところは、ニセコのワインショップで買ったワインを無料で !! 持ち込めること。

観光地の中には、いわゆる殿様商売が目につくところもありますが、

地域で健全なアルコール文化を育てたい
自分のお店だけではなく、地域のお店も支えあいたい

そういう思いがひしひしと伝わってきます。

ニセコ町では、よく「ニセコらしい」、あるいは「ニセコらしくない」という言葉を聞きます。未曽有のブームに浮かれないニセコ。長く輝くまちづくりのヒントがあふれています。

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町への規制は、将来の安心
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行政は、サービス産業ではない(ニセコ町片山町長)
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もっと知りたいことしの仕事』(ニセコ町予算書)がめちゃくちゃ分かりやすい。
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68188954.html


<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68458684.html


編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年1月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。