小学1年生に教わるチャレンジ精神

長坂 尚登

地域の敬老会の方々が、小学1年生に「昔あそび」を教える授業をするというので、見学してきました。
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後日、保育園児が小学校に来て、次は小学1年生が園児に昔あそびを教えるということで、いい取り組みだなぁ。

ゴム跳び、コマ投げ、あやとり、けん玉、お手玉、だるま落とし、おはじきがラインナップでした。 そのうち、事前に希望を出していた3つを児童が順々に回るというシステム。
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おはじきは、指ではじく遊びかとおもいきや、手の甲にのせたおはじきを上に飛ばして、落ちてくるおはじきを手のひらが下のままで、何個つかめるか、という遊び。 はじめて見た。
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何周か回ってみていました。

ふと気付きました。 おはじきだるま落としについて。 普通、練習だったら、少ない数でやってみて徐々に数を増やすのが定石だと思うのですが、
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だるまは必ず全て積んでからスタート、
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おはじきも手の甲に乗せられるだけ乗せます。

中には、こんなに積む子も。
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当たり前だけど、全然できない。

失敗ばかりする。 でも数を減らすことなく、何度も何度も繰り返す。 小学1年生ってすごいなぁ、と思いました。 

そういえば、もうすぐ2歳になるうちの姪っ子も思い当たるエピソードが。

最近、ようやく小慣れて歩けるように、というかトコトコ走るようになってきました。 階段ののぼり下りも好きです。 と言っても彼女にとっての階段は、まだ座っても脚が届かないくらい、一段一段が僕らにとって、テーブルくらいの高さがあります。

にも関わらず、なぜかスリッパを、しかも大人用のスリッパを履いて上下するのが最近のお気に入り(そしてドヤ顔)。 子どもって、難しいことが、チャレンジしがいのあることが好きなのでしょうか。
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そして、ぼくらはいつから難しいことを避け、失敗を考え、チャンレンジを控えるようになるのか。

考えさせられました。

では!


愛知豊橋・長坂なおと のblog より

プロフィール
長坂尚登|1983年愛知県豊橋市生まれ。
地元の時習館高校卒業後、東京大進学、コンサルティング会社で働き、10年間東京で過ごす。2012年にUターンし、商店街マネージャーとして、豊橋のまちなかを奔走。2013年から内閣官房より地域活性化伝道師を拝命。
2015年商店街マネージャーを退職し、豊橋市議に立候補。新人トップ当選で、現職(無所属)フェイスブックページ