思い出をつくる仕事 --- 松田 公太

アゴラ

先日、見ていたニュース番組。
最近亡くなられた女性のお通夜の映像が流れ、エッグスンシングスでの写真が楽しい思い出として飾られているのを拝見しました。

タリーズで病院店舗を開発した時。
病室で息を引き取った患者さんのご家族から「亡くなる前に、好きだったコーヒーを一口飲めた」と感謝のお手紙を頂いたことがありました。

飲食業は食や飲料を提供するだけではなく、愛する人との記憶や思い出をつくる仕事だということを強く感じます。

「一期一会」

一生に一度の出会いかもしれませんし、また会うことができるかもしれません。いつでも会えると思っていても、もう二度と会えないかもしれません。
いずれにせよ、一瞬一瞬を大切にすることが、人生を豊かにするのだと思います。

松田 公太
講談社
2016-01-15



編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年1月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。