LGBTの学生×国会議員 --- 松田 公太

議員会館で開催された「LGBTとAlly(支援者)の学生と国会議員の意見交換」に参加させて頂きました。

時間の関係で全員のお話を聞くことは出来なかったのですが、LGBTの学生さんたちの切実な思いに触れて、胸が苦しくなりました。

現在、LGBT法連合会 と議連で「LGBT差別禁止法案」を推進していますが、その制定が必要なのは言うまでもありません。同時に、その先にある「同性婚」も見据えて準備を進めることが重要です。

私は、昨年の本会議代表質問で、「憲法24条は、同性婚を認めるうえで問題となるとお考えか」と総理に質問しましたが、その答えは「想定されていない」という非常に消極的なものでした。

このように今の政府・与党には全く期待できない状況ですので、現在、事務所内で事実婚とともに同性婚も保護するような議員立法ができないか議論と調査を続けている最中です。

ダイバーシティー(多様性)に富む国にすることは、経済成長の観点からも大切です。

アップル、HSBC、バーバリーのような有名企業も現在はLGBTをカミングアウトしたCEOが勤めています。

本当の豊かさは、一人ひとりの個性が認められ、違う価値観・生き方から学び合う社会から生まれるはずです。日本がそうなるよう、是非みなさんにも声を上げて頂きたいと思います!

* 過去のLGBTに関する記事はこちらをご参照ください



編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年2月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。

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松田 公太
講談社
2016-01-15