ネット議員として活動する最大のメリットは、インターネットでご意見をいただき、視野を広げられることです。
もちろんメリットばかりではなく、政策と関係の無い批判を受けることもよくあります。
議論ではなく批判だけで終わってしまうのは、本当に残念です。
実は昨日の私のブログに対して、新宿区議会の鈴木ひろみ議員から、このようなコメントをいただきました。
鈴木ひろみ 新宿区議会議員事務所@hiromi163_szk 「ママだから」って私の事かしら?(怒
とりあえず、自分がママになってから言え。ま、無理なんだけどw https://t.co/r3vEiLjsMv
私は結婚して三年目で、子どもはいません。
私に対してはともかく、子どものいない夫婦、特に女性が、現職議員が「ママになってから言え」と発言をしているのを見れば、「ママじゃないと、子育てについて未来を語ることもできないの?」と思ってしまうのではないでしょうか。
子育ては、専門家やママなどのポジショントークが中心になりがちです。
それゆえ、有権者に対して実態が誤魔化され続けてきた分野です。
児童一人に年202万円投じてること知ってますか?政治家最大のタブー・子育て支援は、もうごまかせない
私は未来への責任を持ち、これから子どもを育てる世代の意見も取り入れ、環境を改善していくべきだ思っています。
今後も問題提起を続けていきます。
また、議会の仕事は、本当に困っている人たちに支援を届けるため、質問や議決をすることです。
スピーディに必要とされる支援をするためにも、揚げ足取りや根拠の無い議論をやめ、最初から真面目に議論をすべきです。
議員になってから、ブログで区政に関する問題提起をさせて頂く際は、あくまで政策本位の議論が中心で、個人を批判しないよう心がけてきました。
新宿区議会議員の皆様とは、政策やそれぞれ考えは少しずつ違うかもしれませんが、「新宿区のため」という志は皆様と同じだと思っています。
そのため、区政以外のことで争いたくはないと願っています。
ただ、これまで鈴木ひろみ議員は、私が議員になる以前から定期的に、ご本人のSNS上で私に関する根拠の無いネガティブな発言をされていました。(個人名を出していない場合も、本人や知り合いが見れば私と明らかに分かる書き方をされていました。。)
私に対してならよいのですが、私以外に対しても更に過激な発言をされていることがあり、このことには問題意識を感じていました。
皆様にネット野次に関しての問題提起をさせていただいた上で、できることであれば特定の議員を名指しで批判することは最後にしたいと思います。
ネット野次と言えば、忘れてはいけないのが、鈴木ひろみ議員は出産をされた際にネットヤジを受けてきた新宿区議会で一番の当事者です。
鈴木ひろみ議員の存在は、議会改革を行う上でも大変貴重です。
さらに、鈴木ひろみ議員は選挙の際にはマニフェストに子育て支援を掲げ、「当事者だからこそ分かる解決策があります。」と約束をされていました。
鈴木ひろみ議員だからこそできる今後の子育て支援の具体策に期待し、応援させていただきたいと思っています。
この度は、私のブログがきっかけとなり、話が思わぬ方向に発展していきました。
区民の方からもご心配いただきご連絡をいただきました。
ご心配やご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
私が感情的になってしまうことで、若手議員が小競り合いをしていると見られてしまい、政治不信につながることも理解しました。
議場でのセクハラヤジは記録が残らなくても、ネットヤジはしっかりと記録が残っていきます。
現職の新宿区議会議員として、以後はより慎重な対応をさせていただければと思います。
それでは、本日はこの辺で。
伊藤陽平 東京都新宿区議会議員(日本を元気にする会)
http://itoyohei.com/
プロフィール 1987年12月22日生まれ、27歳。立教大学経済学部経済政策学科卒業。2015年4月の区議選で最年少当選。