新党名は?“キラキラネーム”かどうかより大事なこと… --- 松田 公太

民主党と維新の党の新党名が注目されています。

維新の江田前代表は「“キラキラネーム”ではなく、政治理念や政治信条を化体した本格的な名前にしていかなければならない」と発言しているそうですが、一昨年、結いの党が維新の会と合流するときも「維新という名前は外してもらいたい」と新党名で対立した事がありました。しかし、最後はあっさり「維新の党」に決まったわけです。結局は吸収される側が譲歩するのは仕方が無いことですね。

私が口を出すことではありませんが、世論調査や公募などで国民の意見を拝聴しながら決めるということであれば、「民主」がついた方が良いか否かを国民に問うところからスタートするのではなく、思い切って公募から始めるのが良いと思います。

民主サイドから一つ、維新サイドから一つ、そして募集の中で人気No1だったものを一つ。また、最初から新党に参加したいという党が他にあれば、そこからも一つ出してもらい、投票で決める。
そこまで徹底してやるのであれば、民主党の「新党をつくる」という言葉の本気度が伝わってくるのではないでしょうか(宜しかったら、日本を元気にする会が開発した「VOTE JAPAN」システムを無償で提供しますよ!)

先日、日本マクドナルドが初めて公募した新商品バーガーの名前が「北のいいとこ牛っとバーガー」になったそうですが、売れているそうですね。

本気で「作り直そう」という気持ちが伝わることが大事なのです。
そう考えると、キラキラネームかどうかは、あまり拘ることではないような気がします。



編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年2月29日の記事を転載させていただきました(写真はGATAGより、アゴラ編集部)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。

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松田 公太
講談社
2016-01-15