その際、平沢議員は、
「これ、本当に女性が書いた文章なんですかね」と発言。
これを聞いたコメンテーターの高木美保は「それは関係ないでしょう、女性、男性関係ない」と激怒したそうです。
ことここに及んで、なお「本当に女性が書いたのか」等と言っている与党議員がいることに、頭を抱えます。
待機児童問題をなんとかして、という叫びがあっという間に2万5000筆の署名となり、待機児童を抱えた母親が厚労大臣と会って手渡している状況だというのに、何を言っているんだ、と。
憤らずにはいられません。
政府は、3000億用意すると言って、もう何年も放置している財源を早く確保し、平均約20万円の保育士給与の是正を行い、保育士不足問題を解決すべきです。
でなければ保育園を増やすことは不可能です。
みなさん、残念ながら与党議員の多くは、平沢勝栄議員のような認識です。
実感も共感も、ないのです。
だから、強く声をあげるしかありません。本当に困っているんだ、なんとかしてほしいと何度でも何度でも、言い続けるしかないのです。
たった一つのブログが総理まで届いたのだから、あなたのシェアやRT、呟きやブログが、そうした議員たちに届かないことはないのです。
声を、あげましょう。「本当に女性が書いたのか」なんて、言わせないためにも。
編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のFacebook投稿 2016年3月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。