「もしも大学生に戻れたら何する?」で何と答える?

よく聞かれるじゃないですか「もしもあなたが大学生に戻れたら何するか?」って。そりゃもちろん失敗なんてたくさんしたし、ご迷惑をお掛けしたこともたくさん。そういう意味では、一つ一つの選択は見直したかったり、穴があったら入りたいって思うことももちろんあります。

けれど、でも改めて振り返って今を見つめてみると、僕はこれまで自分で選んできて、いまの自分で要られることが誇らしいし、満足も納得してるなぁと。そういう意味では結局

「ぼくは、今の生き方を選ぶ」

ってやっぱり応えるんじゃないかな?ッて思います。

あ、もちろん今の生き方以外に、もし別の生き方や選択も許されるのであれば(いや、もしなんてことはないので考える事自体がファンタジーだけれどw)、岐阜でなく東京で、ベンチャーなのか大手なのかわからないけれど、そこでビジネスガツガツやってるって生き方だったらどうなったろう?と興味はあるし、見てみたい気はしますね。
けれど、じゃ、15年遡って、岐阜でのG-netでの、そしてOKa-Bizにつながる選択をしてきたことを改めるかといえば、もちろんNOですね。

そりゃ、学生の時に留学行っておけばよかったとか。もうちょっと旅行行ったり、友達と遊んだりしたらよかったとか、本読めばよかった…とか思わないわけじゃないけれど、でも、そうしなかったのは他のことが大事だと考えて、自分の時間を別のことに使ったから。

そしてなにより「もしあの時してたら…」って振り返ることの大半は、イマからでもできることだと思うのです。

当たり前だけど、よのなかにそうそう遅すぎるということはないと思います。そう、以前ETIC.の宮城さんが教えて下さいました、はい。だから、そう思うことがあったとしても、それらはこれからしたらいいと思うの。

もう、4月1日だ。別にただの365日のうちの一日でしかないけれど、区切りの日でもあるから改めて振り返って、「もしもあなたが大学生に戻れたら何するか?」と問われてなにか引っかかることがあるのならば、ぶつぶつ言ってないで、これからしたらいい。
留学だって、読書だって、遊びだって、勉強だって、趣味だって。大学院だって、イマから行ったっていいし、バックパッカーだって遅すぎることはない。

秋元祥治
NPO法人G-net代表理事・滋賀大学客員准教授・OKa-Bizセンター長

ではでは。

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編集部より:この記事は、秋元祥治氏のブログ 2016年4月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「秋元祥治(岐阜・G-net・OKa-Biz)の活動日記」をご覧ください。