競合が成功しても二匹目のドジョウ狙いは甘くない

小学生の頃、私はバットマンが好きで、弟はスーパーマンが好きでした。

買ってもらった「バットマーク」と「Sマーク」のTシャツを着て「バットマン対スーパーマンごっこ」を毎日のようにしていました。

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そんな私にとって、夢のような映画「 Batman v Superman: Dawn of Justice 」を昨夜観てきました。

アクションも楽しめましたし、今までのイメージとは違うアルフレッドや、相変わらず格好良いバットマンのガジェット(装備)など見所は満載でしたが、肝心のストーリーや内容が「うーん」という感じ。

最後には女性ヒーローのワンダーウーマンも登場するということで、マーベルコミック(アイアンマンやアベンジャーズを制作した漫画出版社)に対抗したいDCコミックス(バットマンとスーパーマンを制作)の思いは伝わってきますが、このままでは惨敗してしまうのではないかと心配になります。

逆にクリスチャン・ベールが主役だった「ダークナイト三部作」はバットマンの人間臭さを徹底的にフォーカスし、良作だったと思います。

競合他社が大ヒットを飛ばしたからと言って、同じ路線で二匹目のドジョウを狙いにいっても、なかなか成功しないということを再認識させられた気がしました。

辛辣なコメントになってしまいましたが、好きだからこそ、次回作で何とか挽回して頂きたいと思っています!

(しかし、日米ともに325日に始まったばかりのこの映画話題性はあるので意外と興行成績は良かったりして(笑))


編集部より:この記事は、タリーズコーヒージャパン創業者、参議院議員の松田公太氏(日本を元気にする会代表)のオフィシャルブログ 2016年4月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は松田公太オフィシャルブログをご覧ください。

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