これも読者の皆様、寄稿者の皆様のおかげです。厚く御礼申し上げます。
一方、事業収益を高めるという、大きな課題が今後待ち受けています。最近メディアビジネスと野球ビジネスの類似点を考えるようになっているのですが、楽天イーグルスの発足時に例えれば、宮城球場をおしゃれに改装して、チケット収入は少し増えたけど、放映権、球場看板広告といった第2、第3の収入の柱がまだまだ手付かずとなっております。
折しも、6月からは新しいチャレンジが続々とスタートします。すでに募集中ですが、論客を発掘することを目指した出版著者セミナー講座を開催します。おかげさまで第1回の受講希望者枠はすぐに埋まり、まもなく締め切りとなりそうです。また選挙前にもモバイル世代を対象にした新しい取り組みを発表する予定です。
新体制以来、力を入れている広告媒体としてのポテンシャルも引き続き開発していきたいと思います。読者の居住エリア分析で、人口が少ないはずの港区民が上位に入るなど、所得の高い地域にお住まいの方が多く、クライアントの皆様にも魅力的な可能性があると考えております。従来型の広告はもちろん、昨年末にチャレンジした企業スポンサードのブランドジャーナル連載のような新しい取り組みもできたらと思います。
今後ともアゴラをよろしくお願いします。
アゴラ編集長 新田 哲史