9月4日東京都が防災オープンデータイベント開催

本日は、オープンデータのイベントをご紹介します。
オープンデータに関しては、新宿区議会でも頻繁に質問させていただいていますが、個人的にも注力をしているテーマの一つです。

過去の記事はこちらから↓

こちらは東京都の話ですが、今年度から都はオープンデータに予算をつけることを決定し、実験的ではありますがワークショップを開催することになりました。
オープンデータ利活用 防災アイデア ワークショップ|東京都

1 日時

平成28年9月4日(日曜) 9時00分から18時00分まで

5 プログラム概要

スカイツリー周辺を訪れている人が発災時に帰宅困難者とならず、一時滞在施設等の目的地へ安全に避難するために、どのようなサービスが有効となるかについて検討します。
地域の課題や現場周辺の状況、都や墨田区等がオープンにしている情報について講師から概要解説を受けた後、チームに分かれて地域課題解決のアイデアを検討します。そして、実際に現地を歩いて課題等を確認した上で、チームごとにアイデアを競い合い、発災直後の安全な行動に資するサービスと、その実現のためにはきめ細やかな地域情報が必要なこと等を明らかにします。
このワークショップを通じて、オープンデータの有用性を実感していただくとともに、より一層のオープンデータ化推進の機運向上につなげます。
〈講師〉
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 准教授 神武直彦氏 ほか

防災とIT(≒オープンデータ)は非常に相性が良いと考えています。
東日本大震災の頃には、SNSが発達し情報の受発信が行われていたことや、有志でホームページを立ちあげる人がいたり、また安否確認サービスなど新たなITサービスの活用など当時は注目されていました。

この震災がきっかけで、シビックテックに関心を持つようになった方もいらっしゃると思います。

残念ながら、当日は「しんじゅく防災フェスタ」と重なってしまったため、私はイベントに参加することはできませんが、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

自治体のオープンデータは、基本的に国などがフォーマットを統一し、一元的にデータを管理しているわけではありません。
決まりもなく、各自治体がバラバラに動いています。

期日前投票マップを作成した時には、都道府県の選挙管理委員会が公開している資料に基づいて作成しましたが、自治体によって住所があったりなかったりバラバラでした。

また、この情報は市区町村も保有しているはずですが、一元管理をしているわけではなく非効率な事務作業が行われています。
新宿区が作成したオープンデータが効率的に活用されるためにも、取りまとめをする役割として、特に23区の場合は東京都のような広域自治体がオープンデータに積極的であることが不可欠です。

選挙の事務やオープンデータに関しては、新宿区にも改めてレクチャーの機会をいただき、積極的に提言をさせていただきます。
フットワークの軽さには自信があるので、議会外であってもおもしろい企画があればすぐ動きます。

シビックテックに取り組まれている方でご興味のある方との連携も強化していきたいと思います。
ぜひ現場の経験に基づくお知恵をお貸しいただければ幸いです。

それでは本日はこの辺で。