私たちは、根本から生まれ変わらなければなりません。
民進党は今、国民の信頼を得られていません。
旧民主党時代にはいいこともたくさんした。だから、時間がたてば、私たちへの支持も回復するだろう。
そんな待ちの姿勢でいても、事態は全く改善しないと思います。
私は当選3回。
まだ代表選に出る当選回数ではないと言われます。
派閥やグループを率いているわけでもありません。
しかし、私のようなものが代表選挙に挑むことで、変革に向けたがむしゃらな姿勢を見せることによってしか、私たちの「覚悟」を国民の皆様に伝えることはできないと思います。
ただし、この挑戦は民進党のためではありません。
日本に、もう一度、自民党にかわる政権交代可能な政党を再構築するための挑戦です。
特に、今の自民党には失われてしまった、リベラルで穏健な保守の理念を、民進党の中心的な価値として掲げ、国民のもう一つの選択肢を作りたいのです。
多くの国民の皆さんは、そのようなあたたかい包み込むような政治の選択肢を待っているのです。
今回の代表選では、国創りの骨格となる理念や、国民の幸福を実現するための具体策を示し、日本のすすむべき道を、真っ向から議論したいと思います。
国民に「民進党は生まれ変わった」と認めていただけるように、自分の殻を破り、民進党の殻を破るために、皆さんと一緒になって、次世代の代表として、挑戦します。
編集部より:この記事は、衆議院議員・玉木雄一郎氏の公式ブログ 2016年9月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はたまき雄一郎ブログをご覧ください。