多数派?少数派?あなたはどっち⁉️

にっぽんど真ん中祭りの審査員をさせていただきました。そして、自分が一番良いと感じたチームが本戦に進み、大賞の栄冠に輝きました。

ここで感じたのは、自分の審査の感覚は普通だということです。
ちなみに、今日の記事の中では、普通=多数派、多数派の考え、と定義しています。

昔、テレビで2枚の写真を見て好きな方を選ぶという企画をやっていました。あらかじめ100人の一般人に好きな方を選んでもらい、多数派と少数派を決めておき、スタジオの芸能人が写真選びを10回やって、少数派の写真を選んだ回数で、芸能人度=人と違う感覚を測るという内容でした。

私もやってみましたが、結果は多数派8、少数派2でした。しかも、少数派の2つは「俺はこっちが好きだけど、多数派はもう1枚の写真だろう」と思い、ビンゴでした。つまり、多数派正解率100%です!昔から、一般的に好まれることの客観視には自信がありました。

この多数派が分かるという私の能力は、経営者として大きな武器です。多数派に支持される方が、商売において有利に決まっています。FC岐阜時代も、自分の感覚を信じて、お客様を喜ばせることを考えていました。

一方で、それは経営者として大きな弱点でもあります。人が気がつかないこと、人と違うことに踏み込むことに過度に臆病になってしまうのです。「普通、それはやらんよ」とブレーキをかける自分がいます。

今のALSでも仕事するという状況は少数派なのに、頭の中には多数派の感覚。困ったものです。私は自分自身でそのギャップに気づいてますが、気づかずにうまくいってない方も多いのではないでしょうか。

映画館に1人で行ってみてください。そして周りの人の反応と自分の心の反応を、場面ごとに比べてみてください。多数派の感覚との違いが認識できるかもしれません。

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長 恩田聖敬
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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2016年9月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。