選挙の神様になったか、小池さん

早川 忠孝

小池さんに選挙の神様という尊称を贈られた方がおられた。

福岡の補欠選挙の公示日の前日に小池さんは久留米入りをされたのだが、これが地元で大フィーバーを巻き起こしたようである。

東京では毎日のように小池さんの動静がテレビで放映されているから、わざわざ小池さんの姿を見に候補者の演説会にまで足を運ぼうとする人は少なくなっていくと思うが、滅多に本人の姿を見ることが出来ない人たちにとってはこういう演説会が小池さんを見る貴重な機会ということになるのだろう。

目下の小池さんは、日本の最高のスターである。
どこに行っても、小池さんの周りには人だかりが出来る。
最近はスマートフォンで写真を撮る方が多いので、小池さんと並んで写真を撮ろうとする人が多い。

まあ、蓮舫さんの周りでも蓮舫さんと一緒に写真を撮りたい人が多いのだろうが、一緒に写真を撮ってくださいなどとは滅多に言われることがない凡人の私たちには何にしても羨ましい限りである。

小池さんが久留米入りをしたことで益々候補者の陣営が勢いづいた、というのであれば、たしかに小池さんは福の神である。

結果が出るのは10日後だが、自民党福岡県連会長が小池さんが久留米に来るということを聞いて急遽県連会長を辞任した、などという話を聞くと、小池さんにはどこか人を畏れさす力があるのかも知れない。
なるほど、それなら、小池さんに選挙の神様という尊称が奉られても何の不思議もない。

もっとも、今回の選挙の主役は若狭勝さんである。
小池さんだけでなく、若狭さんにも注目していただきたい。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月12日の記事を転載させていただきました(一部変更、アイキャッチ画像は両角稔都議のFacebookから引用)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。