東京都議会公用車使用ランキングが明らかになりました!

上田 令子
高級車(公用車イメージ)

舛添前知事の問題を機に、都議会も公用車の使い方に注目が集まる(写真はイメージです。アゴラ編集部)

出馬そして、想定を上回る大勝利、その後の豊洲市場移転、オリパラ問題で大ナタを振るい「小池百合子劇場」改革の勢い日本中が席巻されております。

そういえば前の知事って誰だっけ??

なんて走馬灯な状況で、舛添前知事の公用車私的利用問題も遠い昔のことのようですが、わずか半年前の大問題であります。

オリパラも豊洲新市場問題も大事ですけれど、のど元過ぎて熱さを忘れぬ女、お姐は「公用車問題」を忘れない。それは、都議会も例外ではないからなのです。

…えっ!?都議会にも公用車問題があるの?!

ありますとも。ということで、、虎視眈々と決算審査が議会局担当ということで、都議の公用車利用実績を資料要求したのですが、「議会公用車は23台もあり、集計が決算審査に間に合わない」ということでありました。ふつうはここであきらめるのですがお姐は「はい、では出るまで待ちます♪」と今日までじぃーーーっと待っておりました。

そして本日、ランチ中に議会局担当職員が以下の資料を持ってきたのであります。

まってました大統領!って米国大統領選挙も決定しましたな!
ってんで、一挙公開ご覧ください。

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ちなみに、会派ごとに人数で割り返しした公用車年間利用日数ランキング(平成27年度)は以下の通り。

【公用車年間利用日数ランキング(一人あたり)】
金メダル 自民党 55.57日
銀メダル 公明党 39.5日
銅メダル 民主党(当時) 27.9日
4位   維新の党(当時) 2日
5位   かがやけTokyo 0.33日 (笑)
日本共産党、生活者ネットは0日

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公用車は会派ごとに割り当てがあります。
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民進党よりも共産党の方が議員数が多いのですが、利用しないせいか「会派優先車」は割り当てられていませんが、民進党はありますね、ハイ。

私は公用車をすべて否定するものではありません。私は使ったことはありませんが、とても交通の便が悪い、車がないと不便であったり、時間がタイトであったり、車の運転ができない議員など、効率的な公務のためには、どうしても必要なこともあると思います。

そこをさっぴいても

一人年間55日、月4回以上、だいたい毎週一回!

公用車を使うってイメージがさっぱり湧きません。この金メダル会派の議員は、本会議や委員会を休むことが散見され、一番驚いたのは、私が所属した総務委員会に置いて、研究調査のための他の自治体(その時は広島豪雨の被災状況)への視察を欠席していたことです。常任委員会ましてや視察に勝る公務があるのでしょうか…。

公用車は都民の税金で運用されているのでありますから、今回、ひとりひとりの議員までは出せないということでしたが、本来ならば議員ランキングが知りたいところであり、皆様にもお示ししたいところです。よもや、視察欠席議員がランキング上位におらんよね?!ということが私は最も知りたかった!!!

もちろん、会派の中でも使用頻度の高い議員と、まったく使わない議員もいるとは思いますが、それにつけても平均した回数の格差にはたまげると思います。この資料にて、各会派の実態は都民の皆様にご理解いただけると思います。

ちなみに、小池知事お膝元の政策企画局の決算審査で確認したところ「なお、既に小池知事は、公用車の使用にあたっては、私用車と使い分けを行うなど、厳格な運用を行っている。」とのこと。すでに都民ファーストが現れてました!

都議会はといえば、それでなくとも、6200万円豪華リオ五輪視察内訳をお姐が明らかにしちゃったもんだから、都民からの強い批判を浴びて、慌てた当時の議会運営委員長(例年自民党幹事長が就任)は、議会としての手順もふまず突如中止してしまうような都議会風土。

都民ファースト議会はこうしたことから見直す、襟元を質すことから始まるのではないでしょうか?

【お姐総括】
昨日、世界唯一の超大国であるアメリカ国民の意思が示され、トランプ氏が大統領に選出されることになりましたね。賛否もある、個人的には女性蔑視発言は腹立たしいし、といって、自由主義者お姐としてはクリントン路線でいいのかも難しいところでありましたし、自称友党リバタリアン党がどうなったかも気になった(笑)大統領選でした。

株式や為替が乱高下して、普段金融に一切関心のない宝石セールスマンの宿6まで「香港でセールあるから円高困る」とか上田家家計にも影響が表れ、国際社会にも、多かれ少なかれ影響があるでしょう。

ともかく、上田家の嫁としても自由を守る会代表としても、地域に根差して質実剛健に毅然と生きていくことが大事ですね。そして、自由を守る会メンバーと地域住民の皆様と活動を引き続き進めてまいります。

とか、誰にと頼まれてもおらんのに張り切っていたところ、この度旭日中綬章を叙勲された江口克彦自由を守る会顧問から、地域主権で、地域創生を活動する地方議員に向けて激励するメッセージが届いたのであります!

実に身も心も引き締まった次第です。
さすがの江口顧問。政治には何が必要か非常にわかりやすく激を飛ばしております。
ぜひご一読たまわれたら幸いです。
まさに、公用車問題にあたって胸に去来する、野蛮なお姐の言語化できぬ総括の思いそのものであります!
【国民、住民のために身命を賭せ!】

☆お姐、ママチャリでたどり着くと優雅に到着する公用車に負けるな!ペダルを漕げ。希望に向かって!☆

上田令子 プロフィール

東京都議会議員(江戸川区選出)、地域政党「自由を守る会」代表、地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)副代表
白百合女子大学を卒業後、ナショナルライフ保険(現ING生命)入社後、以降数社を経て、起業も。2007年統一地方選挙にて江戸川区議会議員初当選。2期目江戸川区議会史上最高記録、2011年統一地方選挙東京都の候補全員の中で最多得票の1万2千票のトップ当選。2013年東京都議会議員選挙初当選。2014年11月地域政党「自由を守る会」を設立し、代表に就任。2015年3月地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)を設立し、副代表に就任。

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