明治大学の受講生は全員が初対面

明治大学のお茶の水キャンパスで資産設計塾@明治大学がはじまりました。

意外だったのは、受講生全員が私と初対面だったこと。講座の告知をブログやメールマガジンではほとんど行わなかったので、大学側のパンフレットを見て参加した方が多かったと推測します。

トランプ政権後のアメリカ経済、日本の金融政策の将来、リスクを取らないリスク、日本の財政・年金のリスク、金融資産と実物資産を組み合わせる理由、資産を増やす3つの方法、海外不動産投資をなぜするべきか・・・など盛り沢山な内容を2時間の講義でお話しました。

同じセミナーでも早稲田大学や明治大学で開講する講座の参加者の方は、実利を求めるよりも勉強のために参加している傾向があります。真面目に勉強す る姿勢はとても良いのですが、資産運用は勉強しても資産が増える訳では無いので、学んだことを如何に実践して、成果につなげていくかが重要になります。

円の預貯金に資産が固まっている人たちに外貨投資の重要性を認識してもらい、金融資産だけでは無く実物資産も組み合わせて「お金がお金を稼ぐ仕組み」を作ってもらう。年末年始を挟んで5回の講座でどこまで変わる人が出てくるか。講師として最も楽しみにしている部分です。

今回の受講者が全員初対面であることからわかるように、資産運用というのは一般の人にとっては興味はあっても、何からはじめて良いのかわからない世 界なのです。投資をはじめようにも誰を信じて良いか迷っているのが現実です。逆に考えれば、それだけ真っ当な資産運用の知識を知りたいと思っている人たち がたくさんいるということ。資産運用の世界を広げていく余地は、今まで私が関わってきた人たちの数と比較すれば無限大と言っても良いかもしれません。

自分が働くだけではなく、お金にも働いてもらうことの重要性をもっとわかりやすく、もっと魅力的に伝える方法を更に模索していかなければならないと思いました。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行います が、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年12月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。