『ナポレオンの村』の高野誠鮮さんの新刊『頭を下げない仕事術』

日本初の宇宙科学発明館「コスモアイル羽咋」や、「神子原米」のブランド化などで有名なスーパー公務員高野誠鮮(たかの・じょうせん)さんの新刊『頭を下げない仕事術』を拝読しました。

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『頭を下げない仕事術』
なんて傲慢な!?と思われたもしれません。

でも、高野さんはこう言います。

頭を下げるというのは、自分のために何かをしてほしいから行うものです。

「どうかお願いします(あなたには一銭の得にもならないけど)」
「そこをなんとか!(無理なのはわかっているけど)」

これは利他の反対、利己です。(前書き)

そして、「相手の事情」を尋ねること、「相手の喜びを考える」ことが大切だと言うわけです。(128ページ、134ページ参照)

唐沢寿明さんが主演を務めた人気ドラマ『ナポレオンの村』は、高野さんの前作『ローマ法王に米を食べさせた男』をベースに、地方創生人材支援制度を提案した僕の活動などを加えたと言われていますが、”改めて似てるな”と思いました。

長島町も、鹿児島相互信用金庫、辻調理師専門学校、ビズリーチ、クックパッド、カドカワ、マインドシェア、吉本興業、阪急交通社、リディラバ、長島大陸エネルギーなどさまざまな企業と連携を深めていますが、実は、僕も、一度も頭を下げたことはありません。

お互いに夢を描こう!
常に「地域超密着」など新たな事業領域を提案しています。

そして、相手を喜ばせる。
相手が大切にしているもの、価値観などを尊重することを大切にしています。

『頭を下げない仕事術』は、そう、そうと頷くことばかり。僕が日頃、思っていたことがうまく言語化され、思考がクリアになりました。お薦めの本です!

<もっと知りたい!>
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<井上貴至(長島町副町長(地方創生担当)プロフィール>
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http://blog.livedoor.jp/sekainotakachan/archives/68507744.html


編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年12月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。