東京オリンピック・ゴルフ会場はどうなるの?

川松 真一朗

五輪会場問題。新たにゴルフ場の件が浮上(写真ACより:編集部)

こんばんは。東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

さて、昨日今日と新年の様々な会合を回っているのですが、オリンピックのゴルフ会場について意見を求められます、今朝も墨田リトルの野球グラウンドでもゴルフが話題になりました。今週、大会組織委員会の森喜朗会長が現在の会場である「霞ヶ関ツリークラブ(埼玉県川越市)」についての課題に言及された事をメディアが取り上げ、お茶の間でも話題になっているようです。

日本ゴルフ協会の決定

小池知事の五輪会場3施設見直し作業でも分かったように、オリンピック会場を最終的に承認するのはIOC(国際オリンピック委員会)ですが、そもそもの競技団体の意思が最大限尊重されます。今回の場合は、ゴルフ団体がどう考えているのか?が第一です。森会長も自分が会長に就任した時には既に「霞ヶ関」だったと言われているようですが、2013年の大会招致決定前に「日本ゴルフ協会 オリンピックゴルフ競技対策本部 本部長」が出された「2020年オリンピック東京招致 ゴルフ競技開催会場決定のお知らせ」という文書があります。

この埼玉県にあるゴルフ場についてもゴルフ協会が決定したのが分かります。

この決定の頃から、何で都内のゴルフ場ではないのか?という声は各所から上がっていました。若洲ゴルフリンクスは当然としても、東京都内には様々なゴルフ場が存在しておりツアーを開催しているゴルフ場もあります。私が関わる稲城市内の日本大学ラグビー部グラウンド近くにも全国有数のゴルフ場があります。

国会でも取り上げられる

この問題は国会でも取り上げられていて、年末にゴルフ会場問題について、都議会議事堂で私にわざわざお話下さった国会の先生もおります。更に一歩踏み込んで、私もこの課題を乗り越えて参りたいと考えます。


編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2017年1月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。