ALS コミュニケーションの真髄を垣間見た出来事 !

コミュニケーションの可能性

先日、東京で開催されたALS関連のシンポジウム後の、交流会に参加しました。ALS患者が10人もいる、素晴らしく濃い会でした(笑)

雰囲気は、普通の飲み会と変わらないです。患者は、介助者を通じて話をしますが、そんなコミュニケーション方法にも慣れてきて、とても楽しかったです。交わす言葉の量は少なくても、「話した!」という満足感がありました。

一方、

翌日は、FC岐阜の前職の同僚に会ってきました。特に関わりの深かった10数人が集まってくれました。みんな、相変わらずで、くだらないことを話しては笑い合いました。その中で嬉しい気付きがありました。

今度はALS患者は私1人です。私は、口文字など介助者を介して話すわけですが、口文字を読んでる間も、かつて普通に会話していた時と同じ顔で待ってくれて、介助者が私の言葉を読み上げると、これまた昔と変わらないリアクションをしてくれました。

少なくとも、私の感覚は昔通りでした。声を失っても自然に会話できる相手がいるのです。コミュニケーションの可能性を、改めて感じました。縁が深い相手なら、代読でも「私らしさ、声の表情」は伝わるのです。嬉しかったです!

新たに出会った人とも、旧知の人とも、楽しくお話出来ました!

 

株式会社まんまる笑店
代表取締役社長
恩田聖敬
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この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2017年2月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。