炭水化物を食べないと人間はどう変わるか「人体実験」します

長崎ちゃんぽんで知られるリンガーハットで、麺の入っていない野菜たっぷり食べるスープというメニュを見つけ(写真)、早速食べてみました。

見た目は普通のちゃんぽんと変わりませんが、具の下には麺がなく、調べてみると炭水化物は野菜たっぷりちゃんぽんの3分の1の32.8gとなっています。

炭水化物 = 糖質+食物繊維

ですから、糖質は30g以下に抑えられていると思います。

リチャード・バーンスタイン博士が提唱している糖質制限ダイエットは、1日の糖質量を130g以下とするものです。このスープのような食事なら糖質が抑えられます。今回、そんな「緩い糖質制限」をはじめてみようと思った直接的なきっかけは、先週お会いしたビジネス書作家の方の劇的な変化を目の当たりにしたからです。

1年ぶりにお会いしたKさんは、以前とは別人のような精悍な雰囲気。大げさに言えば、カンニングの竹山が江頭2:50になったような衝撃がありました(笑)。聞けば、2か月ほど糖質ダイエットをやっているとのこと。体型がスリムになっただけではなく、健康的で若々しくなり、健康診断の数値も改善したそうです。

しかし、食べるのを我慢するのではなく、エネルギー源となる3大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)の中から糖質の摂取を控えるだけなので、葉っぱもの野菜や肉は食べたいように食べ、アルコールもハイボールや焼酎は私よりもたくさん飲んでいました。これなら何とかできそうだと、自分も俄然やる気になってきました。

そこで、炭水化物を極力減らす、こんな食生活をしばらく続けてみようと思います。

<朝食>
R-1(ヨーグルトドリンク)とコーヒー。お腹が空くようなら、納豆や枝豆、ゆで卵、りんごを食べる。パン、ご飯、加工肉(ソーセージ、ベーコン)は食べない。
<昼食>
肉と野菜(根菜は避ける)を好きなだけ食べる。麺類(パスタ、うどん、ラーメン)は食べない。ご飯食べるならご飯茶碗半分まで。パンもできるだけ避ける。
<夕食>
肉、魚、野菜(根菜は避ける)を好きなだけ食べる。アルコールはウイスキー、焼酎を中心に好きなだけ飲む。ワイン、日本酒はグラス1杯だけ。炭水化物はできるだけ食べない。会食がある時は臨機応変に。

続けるコツはストイックになりすぎず無理なくできる範囲で少しずつやっていくことです。朝からホットドッグ食べたり、お昼にカツカレー食べたり、夜中にラーメン食べたりしなくなるだけでも、食生活は随分変わります。

単に痩せるのが目的ではなく、健康に気持ち良く生活したいというのが目標ですので、そのために必要な情報をこんな本を読んでインプットしていこうと思っています。
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
「ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか」

途中経過をご覧になりたい方はこちらの試食会でお会いしましょう。試食会ではせっかくなのでワインもパスタも我慢しないで食べます。その日を目標に、まずは10日間「人体実験」してみることにします。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年2月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。