資産運用をゼロから体系的に学びたい方は「3つの大学」へ

昨年に続き、今年も明治大学リバティアカデミーで「資産設計塾」の講義を担当することになり(写真)、募集がはじまりました。

実は明治大学だけではなく、早稲田大学でも同時期に同じ社会人向けの講座が開講しますし(3月から募集開始)、さらに丸の内朝大学も春学期が4月7日から始まります(こちらも間もなく募集開始)。「3つの大学」でほぼ同時期に講座を持つことになります。

資産デザイン研究所で主催し、毎週開催しているセミナーとこれらの講座の違いは、初心者の人であっても資産運用を基本から体系的に学ぶことができる点です。通常のセミナーは特定のテーマに絞った2時間程度のものがほとんどです。金融資産から実物資産、国内から海外の不動産、円資産から外貨資産といった広い視点での資産の捉え方にはあまり時間を割いていません。海外の投資案件、国内の中古ワンルームマンションといった具体的な投資対象にフォーカスしています。

一方の、3つの大学では数回の講義を連続して受講してもらい、時間をかけて基本からステップを踏んで資産運用を学びます。日本人が置かれている投資環境を理解し、その中で10年後、20年後を見据えて今から何をしておくべきかを考え、具体的な投資商品のメリットとデメリットと比較検討し、最終的に自分自身に必要なポートフォリオを作っていくのが目標です。

幸い、早稲田は2001年から17年目に入る31回目の開講というロングセラー講義となり、丸の内朝大学マネークラスも2009年開講当初からずっと続く、すべての講座の中で最長、最大累計受講生を誇る人気クラスになりました。

明治大学は昨年から始めたばかりですが、こちらも昨年の受講生のアンケート結果が良く、連続開催が決まりました。初めての開催だった昨年の受講生アンケートには「投資をはじめるきっかけが得られた」「内容が具体的で大変役に立った」「説明上手でした」といった内容だけではなく「服が若くて良かった」というコメントも頂きました。講師にはビジュアルも重要です(笑)。

3つの大学を比較すると、明治と早稲田は講義中心で受講者の年齢層がやや高め。丸の内朝大学は早朝開催ということで、30代、40代のビジネスパーソンが多くなります。また、丸の内朝大学は1時間の講義ですから、グループワークを取り入れて、授業以外の勉強の場も生まれます。またフィールドワークで東北に出かけるのも、明治や早稲田との違いになります。

座学で自分のペースでゆっくり勉強したい人には明治や早稲田が、仲間を作って参加者と積極的にコミュニケーションしたい人には丸の内朝大学が向いています。

今年も3つの大学で、講義内容が役に立つだけではなく、受講するのが楽しい、取って良かったと思われる満足度の高い講義を目指します。2017年こそ、自分のライフスタイルをお金から変えていきたいという方の受講をお待ちしています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年2月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。