森友学園の本質は、大阪府教育界の極端なアンチ私学体質だと思う。
私の子供のころも、子供たちの世代にあっても、大阪府で私立の中学校や高校を受験しようとして、学校の先生に書類を用意するように頼むと、公教育の重要性をお説教され、公立を選ぶように説得され、それでも、先生の機嫌を損じると内申を悪く書かれるから我慢して、ようやくぎりぎりになって書いてもらったという話を少なからず聞いた。
教育理念だけでなく、私立では組合の組織率が低いので組織防衛という気持ちもあったのだと思う。
そして私立学校の認可にも後ろ向きで、よそなら認めるケースもダメだった。そこで、橋下知事時代に風穴をあけようということになった時期に手を上げたのが、問題の学校法人だったので優遇されたのだと思う。
橋下維新全般にいえることだが、大胆な改革を標榜して人材を集めようとしたが、橋下改革への将来の不安もあって取り上げられたのは玉石混淆というんはいろんな分野であったが、これもそのひとつだろう。
たしかに、いささかいい加減なのはたしかだが、国政をゆるがすスキャンダルという大袈裟なものかは疑問。というよりは、単なる憶測ばかり。
朝日新聞などが書く記事にしても、見出しはすごいが、別の新聞を読まなくとも、その記事を読んだだけで見出しが不適切なものが多い。
そして、民進党は、疑問があるから参考人招致だ、証拠を示せというなら、早く蓮舫代表から進んで二重国籍について自ら国会で説明して各党からの質問に答えてたらどうかと誰しもが思うだろう。
※アイキャッチ画像は籠池氏のYouTubeより