世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故⑧

「世界にたった1つの水素料理屋で!」

「世界初!水素燃料電池LUNA SEAコンサート」が高い評価を得て終わりました。多くのメディアにも取り上げられて、多くの国民にも伝えることが出来たと思うのです。もちろんコンサート会場にいらしたLUNASEAファンの皆さんには特に。あれから1か月、興奮が冷めない時期に「Team Hydro」を再集結して、12月23日・24日のLUNA SEAコンサートを「新・燃料電池コンサート完成版」として位置づけし、協力体制を整えていきたいと考えたのです。

SUGIZO、LUNASEAスタッフ、トヨタ、ホンダ、デロイト、福田峰之、そして今回からエネ庁、次世代自動車振興センターにも参加してもらうことにしました。メディアにもこの会議の様子を取材してもらい、今後もプロセスを追ってもらうことにしたのです。世界初の取り組みを近くで見てもらい、多くの国民に、そして世界に伝えてもらいたいのです。「次世代は明るいんだ」と。水素エネルギーの活用シーンが大きく広がっていくことにより、関心も高まり、環境問題を考えるきっかけを作ることが出来ればと思っているのです。

再結集の場所はやはり、ここしかない、世界でたった1つの水素料理屋店「リベロ」です。藤沢にある、世界中の水素関係者が一度は来たことがあるという知る人ぞ知るイタリア料理店です。水素専用の調理器具を使用して、水素を燃焼させその炎で肉や魚、野菜を焼くという調理法です。炎で表面は焼かれ、中身はジューシーな焼き具合になり、とても美味しいのです。と、言ってもイメージわかないはずですから、一度、食べに行ってください。同じ食材がここまで変わるのかと実感できるはずです。食と水素も今後のテーマです。音楽の次は、食を取り上げていくつもりです。

武道館は初めてということもあり、演奏についてはSUGIZOのギターの電源アンプのみとしました。しかし、12月の水素燃料電池コンサート完成版では、SUGIZOだけではなく、INORAN(ギター)、J(ベース)、真矢(ドラムス)、RYUICHI(ボーカル)、つまりLUNASEAすべての演奏に燃料電池を使ってもらいたいのです。照明も野外の物販のみに使用していましたが、12月は会場である「さいたまスーパーアリーナ」全ての照明を燃料電池でまかないたいのです。それには、もっと多くの企業に協力要請をしなくてはならないし、協力者も増やしていかなくてはなりません。

そんな僕の思い「Team Hydro」に話し、皆も思いが一緒だと再認識しました。12月まではアッという間です。今日の食事を終えたら、「新・水素燃料電池コンサート完成版」に向けて、それぞれ調査をして、次回の会議に備えることになりました。チームのメンバーは本当に熱い。子どもたちのために、地球環境のために、水素エネルギー社会を目指して活動していきます。

「水素エネルギー社会、本気で進めなくては後世に申し訳ない。僕はやるよ」 by SUGIZO


編集部より;この記事は内閣府副大臣、衆議院議員、福田峰之氏(自由民主党、比例南関東)のブログ 2017年8月16日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、ふくだ峰之の活動日記をご覧ください。