「投資は社会貢献」というのが、まだ腑に落ちないという方へ

投資には、3つのメリットがあると思っています。それは「収益実現」「自己成長」そして「社会貢献」です。

収益とは値上がり益(キャピタルゲイン)、金利や賃貸収入(インカムゲイン)といった経済的利益です。リスクをできるだけ小さくしながらリターンを狙うのが投資の基本ですから、収益の追求は当たり前。投資の目的は、お金を上手に活用して利益を上げることです。

2つ目の自己成長とは、投資に必要な知識や情報の収集を通じて、自分自身が成長できるというメリットです。外貨投資を行えば世界の経済情勢に興味がわくでしょうし、株式の売買をすればその会社や業界の動向に関心が高まります。

3つ目の社会貢献は、ピンとこない人が多いかもしれません。でも、少し考えてみれば、投資によって資産を社会に循環させる事は、教育やインフラの整備を通じ、自分のお金を使って世の中を良くすることに貢献できていることがわかります。

それがとてもわかりやすく実感できるのが、カンボジアのキリロムで猪塚武さんが展開する大学教育事業です。

カンボジアの軽井沢といわれる高原地キリロムにゼロから工科大学を作り、企業からの出資を募ってカンボジア人の人材育成を行っています。そのプロジェクトをサポートする投資スキームが提案されています。

一見無謀とも思えるこの試みは、半年前の日本経済新聞にも掲載されました。

具体的には大学敷地内に建設される学生寮に投資を行います。500万円以下から投資が可能で、10年間の借り上げ保証。最大で年利9%以上のリターンを期待することができます。

もちろん投資ですからリスクもあります。通常の不動産投資とは異なり、権利関係などについてきちんと理解し納得した上で投資をすることが重要です。

猪塚さんの理念に共感し、日本に帰国される機会にゲストにお越しいただき、本プロジェクトのセミナーを開催することにしました。初めての開催ということで、参加費は無料です。多くの日本人投資家に知って欲しいと思いますが、会場の制約もあり、今回は先着24名様で開催します。

セミナーの概要とお申込み
カンボジア キリロム社会貢献不動産投資セミナー

単に、投資で収益を上げるだけではなく、それが自分自身のカンボジアや新興国の現状に対する理解につながる。さらにカンボジアの教育事業へのサポートを通じで経済発展に貢献できる。周囲の人たちを幸せにすることに役立っていることを実感できると思います。今までにない新しい社会貢献の方法が見つかるのではないかと、私自身一人の投資家としても期待しています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年9月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。