「ゆるい糖質制限」を半年続けたら健康診断の結果がスゴイことに

ゆるい糖質制限を始めてから半年になりますが、体重が減っただけではなく健康面でも良い影響が出ているようです。

最近、定期健康診断を受けたところ、昨年末に比べて各検査項目の数値が大きく改善していました。例えば、こんな具合です(カッコ内は基準値の上限)。

中性脂肪 192→69(149)
総コレステロール 206→167(219)
血糖値 156→97(109)
ガンマGTP 67→32(79)

昨年末の血液検査では血糖値、中性脂肪などが基準値を超えていたのですが、今回は全てが正常と判断されました。また、体重も約4キロ落ちて、体が軽くなった気がしています。腰回りはジーンズが緩くなるくらいスリムになりました。

この間の食生活の変化と言えば、
1.日本酒やワインを控え、ハイボールを好きなだけ飲むようにしたこと(飲酒量はむしろ増えているかもしれません)
2.パスタ、うどん、パンを極力控え、ご飯を食べる時も小盛りで注文。出来るだけ残すようにする。
3.逆に肉や野菜、フルーツは我慢しないで好きなだけ食べる
4.間食したいときは、アーモンドやクルミなどのナッツやチーズを食べる
といったことです。

食事は外食がほとんどですが、和食を食べる機会が減り、イタリアンやフレンチも少なめ。食べる機会が増えたのは韓国料理です。

食生活が変わったことによる、苦痛や苦労の実感はありません。どうしても、ラーメンが食べたければ我慢しないで食べるようにしていますし、うなぎを食べる時はご飯もしっかり食べます。ストイックにやることより、継続できることを優先しています。こんなゆるい方法なら、何とか続けることができます。

しかし、その程度の毎日の生活の小さな変化の積み重ねが、短期間でも大きな変化につながることが実感できる今回の結果でした。

日本人の食生活の基本は、和食。健康食と思われていますが、実は糖質と塩の組み合わせです。ご飯のでんぷんを噛むことで得られる糖質と、漬物やお味噌汁といった塩分の組み合わせですが、実は体に良くないと思っています。私は医学の専門家ではありませんが、これまでの「人体実験」の結果から考えると、この伝統的な日本人の食生活習慣から抜け出した方が、少なくとも健康診断の数値的には健康になれるのではないかと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年9月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。