おはようございます、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
昨日(20日)13時より都議会本会議が行われ、恒例の知事所信表明演説から議会日程がスタートしました。トータル16日間で、31件の議案について審議が行われます。
小池知事「人への投資」に重点 都議会定例議会(NHKニュース)
代表質問や一般質問では市場移転やオリパラなど、多岐にわたる政策議論がなされることになりますが、なんといっても今回注目して欲しいは、都議会では珍しい議員同士の直接論争が見られることです。
というのも今回、都民ファーストの会は公明党と合同で、「東京都子どもを受動喫煙から守る条例案」を提出いたしました。
一般的なイメージと異なり、実は議会は「議員同士が議論する場」ではなく、「議員と執行機関側(役人)が議論する場」でしかないことは、以前にもブログでお伝えしたことがあります。
参考:議会が「議員同士で議論をする場に変わるべき」なのは、ずばり人口減少社会だからである?!
しかしながら今回、議員が条例案を提出するとなれば話は別です。提案者である議員に対して、他の会派の議員が質疑するという、質問調整なし・完全アドリブのガチンコ討論が行われることになります。
もちろん議員が条例案を提出しても誰も質疑を行わず、粛々と否決される場合もありますが、今回の条例案は注目度が高く、活発な質疑が行われることが予想されます。
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注目の質疑日程は、9月29日(金)@厚生委員会です。質疑は一問一答で行われるので、スピード感もあって面白いと思います。
委員会は13時スタート。執行機関への質疑が一通り終わった後ということで、具体的に始まる時刻は未定となりますが、ぜひとも傍聴に足をお運びいただければ幸いです。
それでは、また明日。
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おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
編集部より:この記事は東京都議会議員、おときた駿氏のブログ2017年9月21日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。